メーカー別の電気シェーバー性能比較表
▼目次
最新モデルを網羅!メーカー別のシェーバー性能比較表
このページでは各メーカーごとの電気シェーバーの特徴とモデルラインナップへのリンクを掲載しています。
どのメーカーが自分に向いているか悩んでいる方は以下のページもおすすめです。
BRAUN(ブラウン) -深剃りに強い往復式シェーバー
BRAUNはトラディッショナルな往復式シェーバー。音波テクノロジーや99.9%除菌の自動アルコール洗浄を採用するなど、他社には無い独自の特徴を持ちます。
上位機種には極薄のトリマー刃が搭載されており、「くせヒゲ」や「寝たヒゲ」に対してのカット性能が優秀です。ひげの量が多い、濃い方は上位モデルから検討していくことをおすすめします。
また、お風呂剃り対応・非対応モデルがあるためウェット剃り派はモデル選びに注意が必要です。生産国はシリーズ7以上の上位モデルがドイツ製、その他のモデルは中国製となります。
Philips(フィリップス) -肌にやさしい回転式シェーバー
PHILIPSは回転式駆動の刃を採用し、他メーカーより肌に負担をかけず優しく剃り上げるのが魅力です。
上位モデルほど深剃り性能も向上するため、肌が弱くひげも濃い人は9000シリーズや7000シリーズなどのハイエンドモデルがおすすめです。一方で、ひげの薄い人にはミドルエンド、ローエンドモデルでも十分な性能を発揮します。
上位モデルはヘッドチェンジ機構(スマートクリック)を採用しており、洗顔ブラシやヒゲトリマーを着脱できるのもPHILIPS独自の特徴です。
Panasonic(パナソニック) -深剃り&早剃りを追求した日本生まれのシェーバー
Panasonicのラムダッシュシリーズは独自のリニアモーター搭載により回転数が速く、他メーカーより早剃り性能が極めて優秀です。
刃には日本刀の原材料として知られる安来鋼(ヤスキハガネ)を採用。ハガネを加熱し、カナヅチや水圧機で打ち、ねばり強さを与える日本刀と同様の製法を採用しており、切れ味は抜群です。
また、肌に密着する前後左右上下への首振り性能、泡メイキングモード、ヒゲセンサー(ラムダッシュAI)など、パナソニック独自の多彩な機能も魅力の一つです。
深剃り・早剃りに拘りたいという方は剃り効率の良い多枚刃モデルからの検討がおすすめ。ウェット剃り派の方は、お風呂剃り対応・非対応モデルを要確認です。
HITACHI(日立) -業界唯一のロータリー式シェーバー
日立はシェーバー市場で唯一「ロータリー式」と呼ばれる駆動方式を採用しています。
T字カミソリと似た使い勝手ではあるものの、剃り方には少し慣れを要します。刃の進行方向や自分のヒゲの向きを把握しておくことで、肌に優しい深剃りが期待できます。エスブレードシリーズはロータリー式ではなく通常の往復式シェーバーです。
日立 ロータリーシェーバー「ロータリージーソード」の性能比較表 |
日立 シェーバー エスブレードシリーズの性能比較表 |
maxell IZUMI(マクセルイズミ) -業界トップクラスの電池持ち
マクセルイズミは往復式・回転式の両タイプをラインナップ。
同社が販売するシェーバーの多くには業界トップクラスの大容量リチウムイオン電池が搭載されており、バッテリー持ちが良いのも特徴のひとつです。
また、乾電池式の回転式コンパクトシェーバーである「IZD-C289」は1980年にOEMを開始してから約40年以上、売れ続けるロングヒットモデル。上位モデルに比べれば当然スペックは劣るものの、時代にとらわれないシンプルなデザインと性能には多くのファンがいます。
健やかな肌を保つにはシェービングケアも忘れずに
シェービング前に肌滑りをよくするために使用するのが「プレシェーブローション」、シェービング後のケアに使用するのが「アフターシェーブローション」です。
肌へのダメージを軽減するために、プレシェーブ・アフターシェーブ剤をうまく活用しましょう。
髭剃り後のケアはアフターシェーブ専用のものにこだわる必要はなく、自分の肌に最も適したものを選ぶことが大事です。
乾燥が気になる場合は、肌の水分が蒸発しないように乳液やクリームを使用するのがおすすめです。
電気シェーバーにおすすめな「プレシェーブローション」の種類と役割 |
髭剃り後におすすめのアフターシェーブローション・乳液・化粧水まとめ |
性能比較表をみる時のポイント
■お風呂剃りや充電方式をチェックしましょう。
電気シェーバーは各メーカーのモデル・型番ごとに、性能・付属品・カラーなどの細かな違いがあります。
自動洗浄器の付属の有無、お風呂剃りは可能なのか、充電方式はどうなのか、など自分の求める機能が搭載されているかチェックし、使用環境に適した電気シェーバーを選びましょう。
■近年増えつつある「お風呂剃り対応シェーバー」とは?
お風呂剃りは「ウェット剃り」とも呼ばれ、ジェルやシェービングフォームを用いて剃ることを指します。普段使用している洗顔フォームなども使用できます。(スクラブ入りは除く)
水分により髭が柔らかくなり肌への摩擦抵抗も減るため、肌の弱い人にオススメの剃り方です。
お風呂剃り対応を謳ったシェーバーは、IPX7基準などを満たした防水仕様です。まるごと水洗いもできるためメンテナンスも非常に手軽になります。
ただし、感電防止の観点からほとんどのお風呂剃りシェーバーが「充電式」を採用している点は確認しておきましょう。
【充電式と充電交流式の違い】
・「充電式」は、ACアダプターで給電しながら使用することはできません。
・「充電交流式」は、ACアダプターで給電しながら使用することができます。
■自動洗浄器の役割って?洗浄液コストはどのくらい?
自動洗浄器は、シェービング後にセットするだけでシェーバーの皮脂汚れ・ヒゲくずを落とし清潔な状態に保つことが出来ます。この際に充電も行われるため、いちいちコードを差して充電する手間もありません。
また、洗浄液には潤滑剤も含まれているため、面倒なオイル差しも不要になります。
ついメンテナンスをサボってしまう、充電するのを忘れてしまう・・・なんて方には自動洗浄器付属モデルがおすすめです。
【自動洗浄器の洗浄液コスト】
自動充電洗浄器は手軽で便利な反面、洗浄液カートリッジの維持コストが掛かります。おおよそのコスト目安は以下のようになります。
(*1)Amazon参考価格2,663円(2017/04/03)「CCR6 CR 6個入り」から概算。
(*2)Amazon参考価格1,340円(2017/04/03)「ES-4L06A 6個入り」から概算。
(*3)Amazon参考価格1,482円(2017/04/03)「JC302/51 2個入り」から概算。
(*4)BRAUN・Panasonicは1個あたり30日間使用可能。PHILIPSは1個あたり3ヶ月使用可能。
なぜ購入前に比較することが大事なの?
電気シェーバーは様々なモデルがあり、人それぞれの肌の弱さ、ヒゲの濃さや硬さなどによって適した機種が異なります。個人個人に合った電気シェーバーは異なり、使用感も個人差があるため絶対的評価が付けにくい家電です。
たとえば、肌の弱い人はフィリップスの回転式が良いとされていますが、深剃りは苦手といわれています。では、「肌も弱くヒゲも濃い」という方はフィリップスのどのモデルを買えば良いの?という疑問が湧くはずです。
ヒゲの濃い人にはパナソニックやブラウンの往復式シェーバーが適していますが、回転式に比べ肌への負担は大きくなりがち。つまり、肌への優しさと深剃りはトレードオフの関係にあります。
もし「肌も弱くヒゲも濃い」という方がシェーバーを比較・検討するのであれば、なるべく肌への負担が少ない往復式のトップエンドモデルや、回転式で深剃りにも強い上位機種を選択肢に入れることで自分にあったシェーバーがだいぶ絞れてくると思います。
電気シェーバーはこれから長い付き合いになる大事なパートナー。値段や見た目だけで適当に選んだりせず、しっかりと性能を見極めて後悔のない買い物をしましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. シェーバーに注油は必要ですか?
A.往復式シェーバー、ロータリー式シェーバーは定期的にシェーバーオイルを使用する必要があります。ただし、自動洗浄器を使用した場合は、洗浄液に潤滑剤が含まれているためその必要はありません。PHILIPSの回転式シェーバーは自動研磨システムを採用しているためオイル差しは不要です。
Q. 刃の寿命はどのくらい?
A. 使用頻度や髭の濃さなどにもよりますが、メーカーごとにシェーバー替刃交換の推奨時期があります。
■BRAUN・・・約1年半ごとに外刃・内刃を交換を推奨。
■PHILIPS・・・約2年ごとに外刃・内刃を交換を推奨。
■Panasonic・・・約1年ごとに外刃、約2年ごとに内刃の交換を推奨。(外内刃一体の6枚刃シリーズは約1年半ごと)
■日立・・・ロータリー式シェーバーは外刃は約1年、内刃は約3年(G-SWORDは外内刃一体で約1年半)での交換を推奨。往復式シェーバー(エスブレードなど)は外刃が1年半、内刃が3年での交換を推奨。
■マクセルイズミ・・・約1年ごとに外刃、約2年ごとに内刃の交換を推奨。(ハイエンドシリーズは外内刃一体で約3年ごと)
Q. シェーバーの音はうるさいですか?
A. 髭を剃るためにパワフルなモーターで駆動する以上、どうしても電気シェーバーの騒音は発生します。騒音値はドライヤーよりも低いですが、気になる場合は洗面所のドアを閉めて剃るなどの対策が効果的。
刃が古くなってきている、オイルが切れているといったケースで異音がする場合もあります。
Q. お風呂場で使用しても大丈夫ですか?
A. お風呂剃り可とされている防水モデル以外は、感電の恐れがあるため決して使用しないでください。また、防水シェーバーであってもコードを繋いだまま水洗いしたり、お風呂場で使用すると事故につながる恐れがあります。お風呂場で使用する場合は必ず対応機種を購入し、取り扱い方法を守りましょう。
Q. シェーバーを使用する際、顔になにか塗る必要がありますか?
A. 電気シェーバーはドライ剃りが基本なため、特に何も塗らずとも髭を剃ることが出来ます。肌の滑りが悪い際には、プレシェーブローションを使用すると効果的です。
Q. シェーバー使用後はどのようなケアを行えばよいですか?
A. シェービング後は少なからず肌が傷ついている状態です。アフターシェーブローションでシェービング後の肌を整えてあげましょう。
Q. 髭を整えることはできますか?
A. 口ひげ、顎ひげなど残したい髭がある場合はキワゾリ刃やヒゲトリマーを使用するのが最適。残したくない部分は電気シェーバー、残したい部分をキワゾリ刃やヒゲトリマーで整えるといった使い分けがおすすめです。
Q. 体毛(スネ毛やワキ毛)、産毛の処理に使用することはできますか?
A. 電気シェーバーは硬いヒゲを剃ることに特化した構造のため、長く柔らかい毛には不向きです。ボディトリマーや産毛用のフェイスシェーバーなど専用の製品を使用しましょう。ちなみに想定外のケースで使用した場合、怪我や故障の際に保証が受けられなくなりますのでご注意ください。
↓売れ筋で探すならこちらのページ!↓