【2024年版】ボディトリマーの性能比較表(PHILIPS / Panasonic / BRAUN)
ボディトリマーの特徴と用途(無駄毛、体毛処理)
ボディトリマー(ボディグルーマー、ボディシェーバーなどメーカーによって呼び方が異なります)は、全身のムダ毛処理用のグルーミングアイテム。ヒゲトリマーやバリカンなどと基本的な構造は似ていますが、ワキ毛、胸毛、スネ毛、腕毛、さらにはアンダーヘアなどVIO処理をする際にも肌に優しく好きな長さにお手入れできるよう、各メーカーが工夫を凝らしたモデルを発売しています。
殆どのボディトリマーは防水であり、トリミングを行ったあとの洗い流しも非常に手軽。ボディソープなどを用いてより摩擦抵抗を抑えたシェービングが可能なモデルも販売されています。
なぜボディトリマーを使うの?どんな人におすすめ?
トリミングの他に、ムダ毛処理には「除毛・脱毛」といった方法があります。もし、体毛をツルツルに無くしてしまうことが理想であれば、トリミングではなく除毛クリームや脱毛サロンに通うのが一般的。ただし、サロンに通う手間やコスト、除毛用クリームが肌に合わないなどデメリットも存在します。
一方で、ツルツルにするよりもある程度の自然な毛を残したい・薄く見せたいといった場合にはボディトリマーの使用が最適。コームで好みの長さに自然に整えることができます。
「カミソリでスネ毛を剃ったらブツブツになってしまった・・・」、「クリームで肌荒れしてしまった・・・」などの失敗がないのがトリミングの魅力。肌が荒れやすい敏感肌の人にもおすすめです。
ハサミでカットすればいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、スネ毛や脇毛などをハサミで処理しようとするとかなりの時間と手間が掛かってしまいます。
ボディトリマーならば電動で動く刃が次々と無駄毛をカットしてくれるため、時間も掛からず手軽に扱えます。また、コームを装着することで短く切り過ぎたり、肌を傷つける心配もないため安心して使用することができます。
ボディトリマーの選び方は?
男性向けボディトリマーを販売している主なメーカーは、PHILIPS・パナソニック・BRAUNの3社。各社とも電気シェーバーやヒゲトリマーなどを開発・販売していることもあり、刃の切れ味は抜群です。
各メーカーの特色としてお国柄が出ているのも面白い点。
オランダに拠点を置くPHILIPSは、背中の毛まで処理できるアームを付属する個性的なモデル(5000シリーズ)や、根本から深剃りするシェービングヘッドを搭載したモデルなどをラインナップ。
日本メーカーのパナソニックは、デリケートゾーンまで優しくトリミングできるER-GKシリーズが人気。
ドイツメーカーのBRAUNにいたっては、T字カミソリ用の刃とトリミング刃を一体化させたモデルや、振動する刃を搭載させ切れ味を向上させたモデルなど、面白い試みを行っています。
▼【各メーカーのモデル一覧へジャンプします】
PHILIPS ボディグルーマーの性能比較表
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メーカー | PHILIPS | PHILIPS | PHILIPS | PHILIPS | PHILIPS | PHILIPS |
発売年 | 2022 (現行モデル) | 2019 (生産終了) | 2018 (生産終了) | 2018 (生産終了) | 2016 (生産終了) | 2021 (現行モデル) |
モデル名 | BG7020/15 | BG7025/15 | BG5020/15 | BG3012/15 | TT2040/15 | BG1024/17 |
替刃 | TT2000 | TT2000 | TT2000 | TT2000 | TT2000 | 無し |
コーム対応長さ | 3~11mm (2mmごと) | 3~11mm (2mmごと) | 3・5・7mm | 3mm | 3~11mm (2mmごと) | 3mm |
ヘッド可動 | 2方向 | 4方向 | - | - | 3方向 | - |
エクステンションアーム | - | - | ○ | - | - | - |
本体丸洗い | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
お風呂剃り | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
電源方式 | 充電式 | 充電式 | 充電式 | 充電式 | 充電式 | 単3アルカリ乾電池1本 |
電池の種類 | ニッケル水素 | リチウムイオン | リチウムイオン | ニッケル水素 | ニッケル水素 | - |
充電時間 | 約1時間 | 約1時間 | 約1時間 | 約8時間 | 約1時間 | - |
使用時間 | 約70分 | 約80分 | 約60分 | 約50分 | 約50分 | 約45分 |
充電スタンド | - | - | - | - | 付属 | - |
本体質量 | 約202g | 約202g | 約136g | 約135g | 約204g | 約80g |
取扱店舗 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
PHILIPSボディグルーマーの多彩なラインナップ。
PHILIPSのボディグルーマーは、用途に合わせて多彩なラインナップが展開されています。
・シェービングヘッドが肌にしっかりと密着する7000シリーズ
・背中など届きにくい部分も処理できる5000シリーズ
・手頃なスタンダードモデルの3000シリーズ
・乾電池で駆動するコンパクトモデルの1000シリーズ
※2024年1月現在、7000と1000シリーズのみ販売中
PHILIPSのボディグルーマーは全機種が防水モデル
PHILIPSのボディグルーマーはどのモデルも「本体丸洗い&お風呂剃り」に対応した防水機種(IPX7)※1。シャワールームでも使用でき、丸洗いも可能です。
2年保証&オイル差し不要
PHILIPSのボディグルーマーは本体2年間保証に加え、オイルを差す必要はありません
※1 社団法人日本船舶品質管理協会 製品安全評価センターにてIPX7基準(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない)検査をクリア。
PHILIPS ボディグルーマー各モデルの特徴
デュアルヘッド 7000シリーズ(現行モデル)
【2022年発売】 | 【2019年発売】 | 【2016年発売】 |
BG7020/15 (現行モデル) | BG7025/15 (生産終了品) | TT2040/15 (生産終了品) |
・2016年に発売したTT2040/15は、TT2039(2012年)の後継モデル。カラーリングがシルバーに一新され、1時間での急速充電が備わりました。
・2019年にTT2040/15の後継機としてBG7025/15が発売。リチウムイオンバッテリーが採用されバッテリー駆動時間も向上しています。
・2022年にBG7025/15のマイナーチェンジモデルとしてBG7020/15が発売。ニッケル水素バッテリー採用&バッテリー駆動時間が短くなりましたが価格が抑えられています。
本体の両端はそれぞれ刃を搭載したデュアルヘッド仕様になっており、トリミング用、深剃り用シェービングヘッドの2つの機能を使い分けることができます。
トリミングコームは2mmごと5段階に調節可能。PHILIPSボディグルーマーの中では最も調節幅が広く、好みの長さで自然なスタイルに仕上げることができます。
シェーバーヘッドは身体のあらゆる凹凸、表面に柔軟に沿ってストロークさせやすく、自在なカットが可能。丸みを帯びた刃先を採用し、シェービング中の肌をやさしく保護します。
2022年モデル
1000シリーズ BG1024/17(現行モデル)
2021年に発売したBG1024/17は、BG1022/15(2019)の後継モデル*。
スリムデザインで範囲の小さいデリケートな部分にも使いやすく、携帯にも適したコンパクトタイプ。 好きな場所に引っ掛けておけるシャワーコードが本体に付属しており、収納にも便利なモデルです。
*型番変更による大きな変更点はなし。
Panasonic ボディトリマーの性能比較表
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メーカー | Panasonic | Panasonic | Panasonic | Panasonic |
発売年 | 2023 (現行モデル) | 2017 (初代モデル) | 2013 (生産終了) | 2023 (現行モデル) |
モデル名 | ER-GK82 | ER-GK60 | ER-GK40 | ER-GK21 |
替刃 | ER9500 | ER9500 | ES9779(外刃) ES9752(内刃) | ER9500 |
コーム対応長さ | 3~12mm | 3・6mm | 3・6・9mm | 3mm |
肌ガード アタッチメント | 2mm | 2mm | - | 2mm |
シェービング | - | - | ○ | - |
本体丸洗い | ○ | ○ | ○ | ○ |
お風呂剃り | ○ | ○ | ○ | ○ |
電源方式 | 充電式 | 充電式 | 充電式 | 電池式 |
電池の種類 | ニッケル水素 | ニッケル水素 | ニッケル水素 | 単3形電池×1本 |
充電時間 | 約1時間 | 約8時間 | 約12時間 | - |
使用時間 | 約50分 | 約40分 | 約30分 | 約70分 |
充電スタンド | - | - | 付属 | - |
本体質量 | 約150g | 約140g | 約140g | 約95g |
取扱店舗 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
お尻やビキニゾーンを整えやすく最適化されたER-GKシリーズは季節問わず人気の売れ筋商品。
中でもトップエンドモデルであるER-GK82はモータートルクも強く、濃いスネ毛もスムーズにトリミングすることができます。
また、手頃な価格帯のエントリーモデルER-GK21も、若い世代を中心に人気があります。
Panasonicのボディトリマーは全機種が防水モデル
Panasonicのボディトリマーは4モデルとも「本体丸洗い&お風呂剃り」に対応した防水機種(IPX7)※1。シャワールームでも使用でき、丸洗いも可能です。
刃の潤滑性を保つメンテナンスオイル
本体の保証期間は購入日から1年間。使用前後はオイルの注油が必要です。購入時のオイルがなくなった場合は、Panasonic純正の滴下式オイル ES003Pを使用します。
※1 社団法人日本船舶品質管理協会 製品安全評価センターにてIPX7基準(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない)検査をクリア。
Panasonic ボディトリマー各モデルの特徴
ER-GK82(前モデル:ER-GK81・ER-GK80)
2023年に発売されたER-GK82は、10段階の長さが調節できるダイヤル式アタッチメント、1時間急速充電などを採用した性能向上モデル。
3~12mmの1mm刻みで細かなトリミングが可能になり、コードタイプのACアダプターで充電時の取り回しも良くなりました。
2019年モデルER-GK71と比較して、モータートルクも約1.4倍に向上しており、毛の多い場所でもパワフルに駆動します。
刃は引き続き、先端が尖っていないワイド&ラウンド形状を採用し、肌の柔らかい部分でも安心して使えます。また、狭い隙間にもアクセスしやすいV字ヘッドを採用しているため、アンダーヘアなどデリケートな部分のトリミングも容易に行える設計となっています。
2023年モデル
【▼旧モデルはこちら】
ER-GK82-K(2023年モデル)は旧モデル(2019.2020年モデル)からのモデルチェンジであり、製品の大幅な変更はありません。
ER-GK60-W(生産終了)
2017年に発売し、大ヒット商品となったPanasonicのボディトリマー ER-GK60。いつの間に再販したのか、2024年現在もAmazonや楽天市場にて入手可能です。
逆手持ちもしやすいI字シェイプ型のボディと肌に優しいラウンド形状刃で、アンダーヘアも安心して処理することができます。
3mm、6mmのコームの他、デリケートな部分に使用できる2mmの肌ガードアタッチメントが付属。
【後継モデルについて】
2019年6月に後継モデルER-GK61-Wが発売。性能はER-GK60-Wと違いはありませんが、カラーリングが変更されています。(こちらは生産終了)
ER-GK21(ER-GK20)
2023年に発売されたボディトリマーER-GK21は、単3形アルカリ乾電池×1本で約70分*駆動するエントリーモデル。カラーリングは黒、白の2色展開。
持ち方を変えられて剃りやすい「I字シェイプ」、刃先が尖っていない「ワイド&ラウンド形状の直刃」を採用しており、はじめてボディシェーバーを使う人でも安全に取り扱うことが出来ます。
毛の長さを調整は、「長さそろえアタッチメント(3mm)」と「肌ガードアタッチメント(2mm)」の2段階。
*パナソニック単3アルカリ電池(LR6)1本使用の場合。
2023年モデル
【▼旧モデルはこちら】
ER-GK21(2023年モデル)は旧モデル(2020年モデル)からのモデルチェンジであり、製品の大幅な変更はありません。
BRAUN ボディシェーバーの性能比較表
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メーカー | BRAUN | BRAUN | BRAUN | BRAUN |
発売年 | 2023 (現行モデル) | 2023 (現行モデル) | 2022 (旧モデル) | 2012 (生産終了) |
モデル名 | XT5300(PRO X) | BG 5360 | BG 3350 | Cruzer6 body |
替刃 | XT20 | - | - | フュージョン5+1 |
コーム対応長さ | 0mm・1mm・2mm・ 3mm・5mm | 0.5mm・1mm・3~11mm | 0.5mm・3mm・5mm | 0mm・0.6mm・3mm・ 8mm |
水洗い | ○ | ○ | ○ | ○ |
お風呂剃り | ○ | ○ | - | ○ |
電源方式 | 充電式 | 充電式 | 充電交流式 | 充電式 |
電池の種類 | ニッケル水素 | リチウムイオン電池 | ニッケル水素 | ニッケル水素 |
充電時間 | 約10時間 | 約1時間 | 約8時間 | 約12時間 |
使用時間 | 約45分 | 約100分 | 約80分 | 約50分 |
本体質量 | 105g | 133g | 133g | 141g |
取扱店舗 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
BRAUNのボディトリマーは多彩なアタッチメントで理想の毛の長さに。
BRAUNのボディーグルーマーは、腕、脚、VIO、脇、胸、顔など全身の無駄毛に対応しているのが特徴的。
最新モデルとなるPRO Xでは世界初の4Dブレードを搭載し、1秒に450回動くことで快適なシェービングを実現します。また、振動する刃が直接肌に触れない肌にやさしい設計で、デリケートなエリアにも安心して使用できます。
BRAUN ボディグルーマー各モデルの特徴
ボディ&フェイスグルーマーPRO X(現行モデル)
2023年に発売したBRAUN ボディ&フェイスグルーマーPRO X XT5300は、1台で全身のムダ毛ケアが可能な電動グルーマー。
6種類の付属アタッチメントで、腕や足はもちろんのこと、脇やVIOライン、顔や首周りにも対応します。アタッチメントの対応長さは、肌保護アタッチメント(0mm)/1mm/2mm/3mm/5mm。
ヘッドには電動シェーバーによく似た構造の網刃が搭載されており、振動する刃が肌に直接触れない安心設計。T字カミソリとは異なり双方向から剃り進めることができます。
防水設計により、浴室での使用や丸洗いも可能で、お手入れも簡単です。
2022年に発売された旧モデルのXT5200との違いは、4Dブレードの中央カットエリアが2倍に拡大され、充電台が付属している点です。
●Amazon.co.jp 限定のXT5300-b・XT5200-bは掃除用ブラシが付属します。
2023年モデル*2023年モデル替刃型番:XT20
2022年モデル*2022年モデル替刃型番:XT10
ボディグルーマー BG5340/BG3350(現行モデル)
2023年に発売したBRAUN ボディグルーマー BG5360は、刃の間口が広く、一度により多くの体毛を剃るのに適したモデル。肌保護アタッチメント「スキンシールドブレード」により、肌に直接刃が当たらない設計で肌に優しく、デリケートゾーンも安全に処理することができます。
ボディーシェーバーヘッドを装着すれば、より短く毛をカットすることも可能です。
BG5360は充電式でリチウムイオン電池を使用し、100分間コードレスで使え、お風呂でも剃ることができます。対して、下位モデルのBG3350は充電交流式(ニッケル水素電池)で、充電しながらの使用はできますが、お風呂での使用は不可です。
お風呂で使える充電式タイプ
【関連リンク】
・株式会社 PHILIPSジャパン
・Panasonic公式サイト
・BRAUN 公式サイト
*内容は新製品発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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