電気シェーバーのお手入れ・メンテナンス方法
このページでは「電気シェーバーのメンテナンス方法」をご紹介しています。
ヒゲくずが溜まった状態で使用し続けてしまうと「嫌な匂い」が発生したり、「雑菌」が繁殖し肌荒れやニキビの原因になりがちです。肌のトラブルを防ぐと共に、シェーバーを長く愛用するためにもしっかりとメンテナンスを行いましょう。
自動洗浄器が付属しないモデルを購入した場合、定期的に刃のブラシがけや水洗いが必要です。
また、自動洗浄器を使用していても月に一回程度は手作業で綺麗にメンテナンスしてあげるとシェーバー寿命も延び、剃り味を維持することができます。
基本的なメンテナンスの流れは
①ブラシがけ or 水洗い
②オイル差し
の2つの作業になります。(スイッチは必ずOFFにして行います)
では、シェーバーのメンテナンス方法を具体的にみていきましょう。
▼目次
【お手入れする際の注意点】
・お手入れの際には必ず電源スイッチをお切りください。電源プラグをコンセントから抜いてください。
・本体内の内刃をお手入れする際、刃の部分には触れないでください。
・お手入れの際、アルコール、ベンジン、シンナー等は使用しないでください。
・清掃する際に、熱湯は使用しないでください。また、清掃後ドライヤーなどで乾かさないでください。
① 外刃・内刃の「ブラシがけ」を行いましょう
ブラシがけはどのシェーバーでも行える基本的なメンテナンス方法です。(水洗いできる機種であれば省略可)
電気シェーバーのヘッドを取り外し、中に溜まったヒゲくずを付属のブラシで払い落としていきましょう。頻度としてはヒゲの生えている量にもよりますが、最低でも週に1度はブラシがけを行うべきです。
ブラシをかける際は水で濡らさず、乾燥した状態でかけます。濡らしてしまった場合やウェット剃りした直後はヒゲくずがくっついてしまい上手く払うことができませんので、この過程は飛ばして水洗いを行います。
BRAUN・PHILIPS・Panasonic・日立とメーカーごとに作業行程が若干異なりますので、取扱説明書の「お手入れ方法」も事前に確認しておきましょう。
以下にメーカーごとのメンテンナンス行程を簡単に載せておりますのでご参考下さい。
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■参考URL(各メーカーの取扱説明書検索)
取扱説明書には安全な使用方法やお手入れ方法・注意点、警告などが記載されています。必ず目を通し、正しく安全に使用しましょう。
・BRAUNシェーバー 取扱説明書
・Panasonicシェーバー 取扱説明書
・日立シェーバー 取扱説明書
・PHILIPSシェーバー 取扱説明書
② 水洗いのメンテナンス方法
ブラシだけでは落ちない汚れを除去するために、定期的に電気シェーバーのヘッドを外し水洗いを行いましょう。往復式・回転式問わず殆どの機種は刃が水洗い可能です。
「まるごと水洗いが可能な防水モデル」は読んで字の如くシェーバー本体ごと洗うことができます。ヘッドを外して水を流し込み、ヒゲくずを洗い流しましょう。
お風呂場でウェット剃り後などは、シャワーでヒゲくずやジェル、シェービングフォームもしっかりと洗い流します。メンテナンスが非常に手軽なのが防水シェーバーのメリットですね。
【皮脂汚れが気になる場合は?(水洗い可能なモデル)】
素肌とおなじ弱酸性でお馴染みのビオレuなど「泡で出てくるハンドソープ」を使うと皮脂の汚れやニオイ、雑菌も落としやすくなります。
ヘッド部分に泡を載せ、30秒ほどスイッチを入れ駆動させると効果的です。洗浄後は泡をしっかりと洗い流しましょう。
【注意事項】
・水洗いは「防水加工されたモデル」や「まるごと丸洗い可」等の記載があるシェーバーで行ってください。また、防水加工されていないシェーバーを浴室等で使用してはいけません。(感電やショートの原因)
・防水モデルを洗う場合も電源(充電)アダプターは抜いて行ってください。(感電やショートの原因)
・電源(充電)アダプターはお風呂場へ持ち込んだり濡らしてはいけません。(感電やショートの原因)
・浴室用洗剤や塩素系漂白剤等は使用しないでください。(故障の原因)
・浴室・湿気の多いところに放置しないでください。(故障の原因)
水洗い後はしっかり乾燥させましょう
水洗い後は、タオルやキッチンペーパー等で十分に水滴を拭き取り、室内の日陰で自然乾燥させます。この際、刃は取り外しておくと乾燥させやすくなります。風通しの良い場所に置いておくと半日~1日程度で乾くでしょう。
急いで乾かしたいからとドライヤーなどを使用することは絶対にやめましょう。高熱によりシェーバーの内蔵電池が劣化したり、刃が変形するなど故障の原因になります。
③ 刃の寿命を最大限活かすためにオイルを必ず使用しましょう
オイルを塗ることが刃の寿命を伸ばし、剃り味を維持する最も重要なポイントとも言えます。
もし、あなたがシェーバーを長く愛用したいと考えているのであればオイル差しを欠かしてはいけません。なめらかで快適な剃り心地はオイルなしで維持することは出来ないためです。
特に、水洗いした際は刃の潤滑性が無くなっているため必ずオイルで潤滑化しましょう。
【あわせて読みたい】▶電気シェーバーの刃を長持ちさせる「シェーバーオイル」の効果とは?
シェーバーオイルの使い方
ここでは、本体を購入すると付属しているタイプのボトルで「オイル差しの方法」をご説明します。
※一部モデルではオイルが付属していない場合もあります。
【各メーカーの推奨方法】
・BRAUN・・・適量を指で馴染ませる
・Panasonic/日立・・・直接オイルを数滴垂らす
・PHILIPS・・・オイル差し不要
【タップで開きます】
付属のオイルはこまめにメンテナンスしていると数ヶ月程度で無くなるため、買い足す必要があります。
そこまで高価なものでは無いので、刃の寿命を延ばすためにもオイルを切らす前に手に入れておくことをお薦めします。
それぞれのメーカーがシェーバーオイルを発売していますが、成分的にはそこまで変わらないものが多いため好みのものを使用して問題ありません。(中にはベビーオイルなどで代用する方もいます)手軽さではブラウンのシェーバークリーナーがおすすめ。オイル成分を含んだスプレータイプなので手も汚れず、使い勝手に優れています。
一般的な往復式シェーバーならBRAUN以外にも使用可能です。ただ、キャップが固く開けづらいという難点も・・・。BRAUNシェーバークリーナーの「キャップ固すぎ問題」を解決するちょっとしたコツがあるためお困りの方はご一読下さい。
古い刃を使い続けると肌へのダメージが大きくなるばかりでなく、本体にも負荷をかけることになり故障の原因になることもあります。定期的に刃を交換し、最高のパフォーマンスを引き出してあげましょう。
【対応の替刃をCHECK!】
④ 使用しない時は保護キャップをつけましょう
不意に落としてしまうなどして衝撃が加わると刃が変形する原因となります。使用しない場合は保護キャップを取り付けておきましょう。
保護キャップは空気中のホコリ等を刃に付着させない役割もあります。※キャップが付属しない機種もあります。
メンテナンス後に刃が濡れている場合は乾燥させてからキャップを付けましょう。
キャップが付属しないモデルは専用ケースやポーチへ入れましょう。また、カバンなどに入れて携帯する場合は汎用トラベルポーチなどに入れて、刃が他のものを傷つけないようにしましょう。