PHILIPSシェーバー S9000シリーズの性能比較表 (“SkinIQ”テクノロジー搭載モデル|S9985/50・S9982/54・S9987/59)
▼目次
深剃りと肌へのやさしさを追求したハイスペック回転式シェーバーのフィリップス9000シリーズが、新型モデル「S9000シリーズ」として2022年2月に発売されました。“SkinIQ”テクノロジーと呼ばれるさまざまな機能を採用し、より一人一人の肌にフィットしたシェービングを実現しています。
まず、今モデルでは新たに過圧防止センサーを搭載。電気シェーバーには「肌に押し当てる圧力が強すぎると肌への負担が大きくなる」、「弱すぎると深剃りできない」という誰もが抱えがちな課題がありました。それに対し、同社が最適とする1.5~4ニュートン(最大約400g)の圧力でシェービングを進められるよう、リング状のライトが青(弱すぎ)、緑(最適)、オレンジ(強すぎ)の3色でリアルタイムに知らせてくれます。
また、顔の輪郭に沿ってしっかりと密着する360-Dフレックスヘッドは、刃と肌の隙間を限りなく少なくすることで深剃り性能を向上させています。3つのそれぞれの刃も360度に回転し、異なる方向に生えた様々なタイプのヒゲを効率よく巻き取り、剃り残しを防ぎます。
従来の9000シリーズでは手動で行っていた回転数調節機能はオートシステムへと改良。ヒゲ密度感知システムが毎秒500回、ヒゲ密度をセンシングすることでヒゲの濃さに合わせて自動でパワーを調節し、最適なシェービングへと導いてくれます。
スマートフォンアプリとの連携も強化。シェービング動作検知センサーが読み取ったシェービング動作を解析し、アプリ上でその人に最適なシェービングテクニックを習得することができます。
自動洗浄器が「クイッククリーンポッド」と呼ばれる従来品よりコンパクト、かつコードレス化されたのも大きな変更点です。
これまでは洗面台に自動洗浄器を置くのを諦めていた人も、配線を気にすること無くスッキリと設置できるようになりました。(クイッククリーンポッドのサイズは高さが約7.5センチ・横幅が約10センチ)
その他の細かな改良点としては、充電残量表示が視認性の良いLEDディスプレイになり、ロック機能やシェービングガイド、充電残量など様々な表示が確認できるようになりました。
加えて、ヘッドがワンタッチでオープンできるようになり、手軽に水洗いが可能になったこと、付け替えが必要だったトリマー刃も背面に一体搭載されたことなど、使い勝手がより向上しています。
2021年に先行して発売されていたS7000、S5000シリーズに搭載される”SkinIQ”テクノロジーとの違いについては、以下の通り。現状ではS9000シリーズが最も多くの機能を有しています。
⇒スマホや画面幅が小さい場合は横にスクロールできます。
6つの”SkinIQ”テクノロジー | S9000シリーズ | S7000シリーズ | S5000シリーズ |
①加圧防止センサー | ○ | - | - |
②360-D フレックスヘッド | ○ | ○ | ○ |
③ヒゲ密度感知システム | ○(毎秒500回感知) | ○(毎秒125回感知) | ○(毎秒125回感知) |
④シェービング動作検知センサー | ○ | ○ | - |
⑤アプリ連動 | ○ | ○ | - |
⑥スキンプロテクションテクノロジー | ○ | ○ | - |
▶PHILIPSシェーバー S7000シリーズの性能比較表 (“SkinIQ”テクノロジー搭載モデル)はこちら
▶PHILIPSシェーバー S5000シリーズの性能比較表 (“SkinIQ”テクノロジー搭載モデル)はこちら
PHILIPSシェーバー S9000シリーズの性能比較表(S9985/50・S9982/54・S9987/59)
⇒スマホや画面幅が小さい場合は横にスクロールできます。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|
モデル名 | S9000シリーズ S9985/50 | S9000シリーズ S9982/54 | S9000シリーズ S9987/59 |
発売年 | 2022年 | 2022年 | 2022年 |
カラー | クロームシルバー | アイスブルー | ダーククローム |
搭載刃 (替刃型番) | デュアルスティールプレシジョン刃 (SH91/51) | デュアルスティールプレシジョン刃 (SH91/51) | デュアルスティールプレシジョン刃 (SH91/51) |
過圧防止センサー | ○ | ○ | ○ |
ヒゲ密度感知システム | ○ | ○ | ○ |
シェービング動作検知センサー | ○ | ○ | ○ |
アプリ連動 | ○ | ○ | ○ |
充電時間 | 約1時間 | 約1時間 | 約1時間 |
使用可能時間 | 約60分 | 約60分 | 約60分 |
充電残量表示 | デジタル表示 | デジタル表示 | デジタル表示 |
電源方式 | 充電式 | 充電式 | 充電式 |
電池の種類 | リチウムイオン(Li-ion) | リチウムイオン(Li-ion) | リチウムイオン(Li-ion) |
まるごと水洗い | ○ | ○ | ○ |
クイッククリーンポッド | ○ | ○ | ○ |
ヒゲスタイラー | - | - | ○ |
充電スタンド | - | ○ | ○ |
収納ケース | ○ | ○ | ○ |
質量 | 約226g | 約226g | 約226g |
取扱店舗 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | 楽天市場 |
【備考欄】
・上記モデルは全て、海外仕様対応。(AC100-240V)
・上記モデルのその他共通付属品は、充電アダプタ・クリーニングブラシ・クイッククリーンポッド・カートリッジ。
・アプリ連動機能を使用するためには、Bluetoothとインターネットの接続が必要です。
・充電残量が0の状態で充電するとクイックチャージが行われ、約5分間でシェービング1回分(約3分程度)が急速充電されます。
モデル型番ごとの違いは付属品の有無のみ
“SkinIQ”テクノロジー搭載のS9000シリーズは3つの型番(S9985/50・S9982/54・S9987/59)が流通していますが、シェーバーとしての基本性能はどれも同一です。それぞれの違いは付属品(充電スタンド・ヒゲスタイラー)の有無とカラーリングだけとなります。
- 充電スタンド
- ヒゲスタイラー
【備考欄】
・S9987/59にのみ脱着式アタッチメント(ヒゲスタイラー)が付属しており、残したいヒゲのトリミングが1~5mmの範囲で行えます。
・S9982/54・S9987/59には充電スタンドが付属しており、シェーバー本体を立てた状態で充電することができます。
S9000シリーズの主な特徴
過圧防止センサー搭載、肌にやさしく剃れる
電気シェーバーはヘッドを肌に強く押し付けすぎるとカミソリ負けしてしまい、一方で押し付ける力が弱いと深剃りできず剃り残しの原因になりがちです。S9000シリーズの加圧防止センサーは毎秒30回肌への圧力を感知し、色を変化させることでユーザーにリアルタイムで適切な力加減を知らせてくれます。
インテリジェントライトリングが青(弱すぎ)・緑(最適)・オレンジ(強すぎ)の3色で通知し、肌に優しく深剃りできる最適な押し当て加減をガイドします。
360-Dフレックスヘッドが顔の凹凸にしっかり密着
様々な方向に生えたクセヒゲも効率よくシェービングできる、柔軟性に優れた360-Dフレックスヘッド。顔の凹凸やカーブ面にもしっかりと密着し、肌と刃の隙間を限りなく小さくすることで、ヒゲの剃り残しを低減します。
マイクロビーズコーティングで肌との摩擦を軽減
シェーバーヘッドの表面にはスキンプロテクションテクノロジーと呼ばれる保護コーティングが施されており、1平方ミリメートルあたり最大2,000個の微小球が肌との摩擦を低減し、刺激を最小限に抑えます。また、ヒゲを刃に効率的に送り込む溝も加工されており、クセのあるヒゲをしっかりと捕えてカットします。
「デュアルスティールプレシジョン刃」で多くのヒゲを根本からカット
1分間に最大150,000回カットする72枚のデュアルスティールプレシジョン刃は回転する度に内刃が外刃で磨かれシャープな切れ味を維持。面倒なオイル差しは必要ありません。
スーパーリフト&カット機構で1枚目の刃がヒゲを根元から引き上げ、2枚目の刃が根本から深剃り。ヒゲの引っかかりにより生じる不快感を無くし、ストローク数を最小限に抑えます。
替刃交換の目安は約2年に1回。交換用の替刃型番は「SH91/51」となります。
ヒゲ密度感知システムがパワーを自動調節
毎秒500回、センサーがヒゲの密度を感知し、ヒゲの濃さに合わせてパワーを自動調節。ヒゲが濃いエリアも効率的にシェービングが行えます
シェービング動作検知センサーがアプリにフィードバック
シェービング動作検知センサーがシェービングの動きを追跡し、ヒゲを最小限のストロークで剃れる効率的なテクニックをガイドします。アプリと連動することで、シェーバーが効果的な円運動をチェックしリアルタイムにフィードバックを提供します。
アプリ連動で最適なシェービングを学習
皮膚科医と共同開発された「フィリップスメンズグルーミングアプリ」と連動することで、シェービングデータを記録することも可能。保存されたデータをもとに自分の肌にあったシェービングアドバイスを受け取ることができます。
一体型のポップアップトリマーで手軽にお手入れ
背面にはポップアップトリマー刃が搭載されており、ワンタッチで口ひげやモミアゲの仕上げを行うことができます。
お風呂シェーブ・本体丸洗いに完全対応の防水設計
お風呂でも使える防水仕様だから、ジェルやシェービングフォームを用いたウェット剃りも可能です。
ワンタッチで開くオープンヘッドの採用で、シェービング後はヒゲくずを手軽に洗い流すことができます。
クイッククリーンポッドで常に清潔に
コンパクトでパワフルなクリーニングポッドを使用すれば、たったの1分で洗浄・潤滑が完了し、常に清潔な状態を保つことができます。マルチグリッドフィルターにより、カットしたヒゲを効果的に除去するため、水で洗浄するときの10倍*の洗浄効率。
クイッククリーンポッド専用のカートリッジは1個につき、毎日の使用で約30回、週1回の使用では約3ヶ月使用できます。
*洗浄液と水をカートリッジに入れて使用した使用した後に、シェービングの汚れを比較。(参照:https://www.philips.co.jp/c-p/CC13_51/quick-clean-pod-cartridge)
「S9000シリーズ」と「S7000・S5000シリーズ、S9000プレステージ」の性能比較(代表的なモデル)
⇒スマホや画面幅が小さい場合は横にスクロールできます。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
モデル名 | 【新モデル】 S9000シリーズ S9985/50 | 【現行モデル】 S7000シリーズ S7782/57 | 【現行モデル】 S5000シリーズ S5586/50 | 【現行モデル】 S9000プレステージ SP9861/13 |
搭載刃 (替刃型番) | デュアルスティールプレシジョン刃 (SH91/51) | スティールプレシジョン刃 (SH71/51) | スティールプレシジョン刃 (SH71/51) | ナノプレシジョン刃 (SH98/81) |
内刃枚数 | 72枚(24枚×3ヘッド) | 45枚(15枚×3ヘッド) | 45枚(15枚×3ヘッド) | 72枚(24枚×3ヘッド) |
最大カット数(/1分) | 最大150,000 回 | 最大90,000 回 | 最大90,000 回 | 最大150,000 回 |
ヘッド部コーティング | スキンプロテクションテクノロジー | スキンプロテクションテクノロジー | - | スキンコンフォートリングプラス |
”SkinIQ”テクノロジー | ○ | ○ | ○ | - |
アプリ連動 | ○ | ○ | - | - |
ヒゲ密度感知システム | ○ | ○ | ○ | ○ |
回転数調節 | - | - | - | ○ |
ワイヤレス充電 | - | - | - | ○ |
充電時間 | 1時間 | 1時間 | 1時間 | 3時間 |
使用可能時間 | 60分 | 60分 | 60分 | 60分 |
充電残量表示 | デジタル表示 | LED3段階表示 | LED3段階表示 | デジタル表示 |
電源方式 | 充電式 | 充電式 | 充電式 | 充電式 |
電池の種類 | リチウムイオン (Li-ion) | リチウムイオン (Li-ion) | リチウムイオン (Li-ion) | リチウムイオン (Li-ion) |
収納ケース | セミハードケース | セミハードケース | セミハードケース | プレミアムポーチ |
取扱店舗 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
■S9000シリーズは他のシリーズ(S7000・S5000シリーズ、S9000プレステージ等)と何が違うの?
・唯一、過圧防止センサーが採用されており適切な圧力でシェービングしやすい。
・S7000・S5000シリーズより内刃枚数が多く深剃り性能に優れる。(S9000プレステージと同枚数)
・アプリ連動によりシェービング履歴を残せるため、シェービングテクニックを最適化できる。(S7000と同機能)
・スキンプロテクションテクノロジーの採用により肌に優しい。(S7000と同機能)
■旧9000シリーズから主に何が変わった?
・OLEDディスプレイで押し当てる力加減のガイドが表示。
・手動でのパワー切り替えボタンが無くなり、ヒゲの濃さを自動で感知しパワー調整を行うように。
・自動洗浄器はよりコンパクトで電源不要のクリーニングポットに。
・ヘッドがワンタッチオープン式に。
・トリマーが本体一体式になり付け替え不要に。
■S9000シリーズと他シリーズ等で共通する機能は?
・お風呂剃り、まるごと水洗いに対応。
・刃の寿命は約2年、自動研磨システム搭載でオイル差し不要。
・パワフルなリチウムイオンバッテリーの搭載。
▶PHILIPS S7000シリーズの性能比較表(現行モデル)
▶PHILIPS S5000シリーズの性能比較表(現行モデル)
▶PHILIPS S9000プレステージの性能比較表(現行モデル)
▶PHILIPS 9000シリーズの性能比較表(旧モデル)
廉価版モデル S9696/31・S9697/31
2022年8月に、PHILIPS S9000シリーズの廉価版モデルが2機種発売されています。廉価版モデルは従来モデルから一部の機能や、クイッククリーンポッドや充電スタンドなどの付属品を省くことで価格を抑えたモデルとなっています。
主な変更点としては、加圧防止センサー機能を搭載しておらず、インテリジェントライトリングは備えていません。また、ヒゲ密度感知システムの感知スピードが従来モデルが毎秒500回だったのに対し、廉価版モデルでは毎秒125回となっています。
バッテリーは従来モデルと変わらずリチウムイオンバッテリーが採用されていますが、使用可能時間が約10分短くなっています。
バッテリー充電に使用する従来のケーブル一体型ACアダプターは、専用USB充電アダプターおよび充電ケーブルに仕様が変更されています。充電時間は従来モデルと同じく約1時間です。
Amazon限定モデル「S9696/31」と、通常モデル「S9697/31」の違いはカラーリングのみ。
⇒スマホや画面幅が小さい場合は横にスクロールできます。
![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|
モデル名 | S9000シリーズ S9696/31 【Amazon限定モデル】 | S9000シリーズ S9697/31 【通常モデル】 |
発売年 | 2022年 | 2022年 |
カラー | ブラック | ダーククローム |
搭載刃 (替刃型番) | デュアルスティールプレシジョン刃 (SH91/51) | デュアルスティールプレシジョン刃 (SH91/51) |
過圧防止センサー | - | - |
ヒゲ密度感知システム | ○ | ○ |
シェービング動作検知センサー | ○ | ○ |
アプリ連動 | ○ | ○ |
充電時間 | 約1時間 | 約1時間 |
使用可能時間 | 約50分 | 約50分 |
充電残量表示 | デジタル表示 | デジタル表示 |
電源方式 | 充電式 | 充電式 |
電池の種類 | リチウムイオン(Li-ion) | リチウムイオン(Li-ion) |
まるごと水洗い | ○ | ○ |
クイッククリーンポッド | - | - |
ヒゲスタイラー | - | - |
充電スタンド | - | - |
収納ケース | ○ | ○ |
質量 | 約200g | 約200g |
取扱店舗 | Amazon | Amazon 楽天市場 |
【備考欄】
・上記モデルは全て、海外仕様対応。(AC100-240V)
・上記モデルのその他共通付属品は、USB充電アダプタ・充電ケーブル・クリーニングブラシ。
・アプリ連動機能を使用するためには、Bluetoothとインターネットの接続が必要です。
・充電残量が0の状態で充電するとクイックチャージが行われ、約5分間でシェービング1回分(約3分程度)が急速充電されます。
【外部参照リンク】
・株式会社フィリップス・ジャパン
・プレスリリース(2022年2月8日)
・プレスリリース(2022年8月1日)
・YouTube PhilipsJapan
・Philips Global
*内容は製品発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。