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BRAUNシリーズ3に廉価版モデルが登場!300sの簡易レビューと従来モデルとの違いを検証

      2017/09/20

 

2017年2月、BRAUNシリーズ3のラインナップに300sと310sの2モデルが新たに追加されました。もともとエントリーモデル的な位置づけであったシリーズ3から、さらに機能を省いた普及価格帯の廉価版モデルとなります。

BRAUN(ブラウン) 廉価版シリーズ3の性能比較表 (300s-B/300s-R/310s)


300sはカラーリング違いで300s-B(ブラック)と300s-R(レッド)が存在します。310sはお風呂ぞり対応の充電式モデル。

発売年2015年
(従来モデル)
2016年
(従来モデル)
2017年
(廉価版モデル)
型番

3090cc
3050cc-G
3040s
3030s
3020s-B
3080s300s-B NEW!
300s-R NEW!
310s NEW!

青文字はお風呂剃り対応モデル

従来のシリーズ3型番の起首数字が30XX~と4桁だったのに対し、廉価版である新モデルは30X~と3桁になっています。

今回はシリーズ3の従来モデルである「3040s」と新たに追加された「300s-R(本文では300sと表記)」を用いて違いを比較検証してみました。

従来のシリーズ3と廉価版シリーズ3の搭載刃を比較

BRAUNは他メーカーと異なり内刃・外刃が一体のカセット式を採用しています。従来モデル(3040s)、廉価版モデル(300s)ともに本体側の駆動軸、ヒゲクズ受けは同等の作りです。

従来モデル(3040s)に搭載されていた刃は「F/C32B-6」、廉価版モデル(300s)には「F/C21B」という型番の刃が搭載されています。両端の網刃、中央のトリマー刃の剃り心地に大きな差は感じられず、ほぼ同等の性能かと思います。

見た目でも大きく異なると分かる部分が、トリマー刃を囲むプラスチック部分。

従来モデルではマイクロコームと呼ばれる白いクシ状のプラスチックがトリマー刃を囲んでおり、ヒゲを整えガイドする役割を果たしています。

一方の廉価版モデルにおいては、黒く薄いプラスチックがトリマー刃を囲んでいます。こちらもクシ状を成していますが従来モデルに比べると幅は狭くなっています。

ただ、このコーム形状の違いで1ストロークあたりのカット量が劇的に変わるかと言われれば、そこまでの差は感じられませんでした。差を挙げるのであれば肌当たりです。白いクシ状のコームは優しい印象で、廉価版モデルのコームは突起形状であるため少々引っかかりを感じます。

シェービングオイルは付属していないため別途購入する必要あり

シリーズ3は残念なことに従来モデル/廉価版モデルともシェービングオイルが付属していません。シリーズ3はどのモデルも共通して「本体まるごと水洗い」が可能ですが、水洗い後は刃の潤滑性を保つためオイル差しを欠かすことができません。(自動洗浄システム使用の場合は潤滑化も行われるため不要です。)

取扱説明書でも水洗い後のオイル差しを推奨していますが、それならばパッケージにオイルも付属させるべきではないかと個人的には思います。以前はほとんどのシェーバーにボトルタイプのものが付属していた記憶がありますが、最近はコスト削減なのでしょうか?付属しないケースも増えてきました。

刃の潤滑性が失われていると摩擦熱も発生しやすく刃の消耗も早くなります。刃を長持ちさせるためにもシェーバーオイルは別途購入しておくことをお薦めします。「替刃商法」なんて言葉もあるくらいですが、実際に替刃の価格は結構値が張ります。早々に替刃交換をするハメにならないよう、少ない投資で最大限に刃を長持ちさせましょう。

「F/C32B-6」と「F/C21B」の互換性について

ちなみに公式的にはサポートされていませんが、「F/C32B-6」と「F/C21B」は互換性を確認できました。2015-2016年モデルのシリーズ3をお持ちの方で替刃を安く購入したいのであればF/C21Bも装着できましたよ、とだけお伝えしておきます。

ただし、正規の替刃以外を装着した場合の不具合・故障等に関しては無償修理規定の範囲外ですので自己責任にてお願い致しますm(_ _)m

廉価版シリーズ3はラバー加工も省かれ軽量化

従来モデルに施されていたシェーバー本体のラバー加工も廉価版モデルでは省かれています。サラッとしたプラスチック塗装の手触りはそこまで悪くなく、むしろ従来モデルより45gほど軽くなっているため持ち疲れも感じません。

ただ、グリップの安心感は従来モデルのほうが抜群に上です。ジェルを用いたウェットシェービングを考えている方は滑りにくい従来モデルのほうが良いかと思います。油断するとヌルっと落としたりしがちです・・・(経験あり)

背面トリマー刃は300s・310sには搭載されず

シリーズ3従来モデルに搭載されていた背面トリマー(キワ剃り刃)も廉価版モデルでは省かれており、徹底して製造コストを低減しているのが分かります。

バッテリーや使用可能時間の違い

「生産国」はどちらも中国工場。「Use part」は替刃型番を指しています。

内蔵バッテリーはどちらもニッケル水素(Ni-MH)電池を採用し、1時間でのフル充電が可能です。ただし、廉価版モデルはバッテリー容量が減らされたのか使用可能時間が従来モデルの半分以下となっています。

 充電時間使用可能時間
従来モデル
(2015/2016)
1時間45分
廉価版モデル
(2017)
1時間20分


毎朝10分シェービングに時間をかける人であれば、廉価版モデルの場合は2日に1回は充電しなければいけません。ただし、300s-B/300s-Rは充電交流式のためバッテリー切れの際はコードで給電しながらの使用も可能です。(310sは充電式のため不可)

また、従来のシリーズ3では2~4段階の充電残量表示(モデルによって異なる)と刃の交換時期を知らせるランプが搭載されていましたが、廉価版モデルは1段階の充電表示ランプのみ。

1段階だけの表示だと何割くらいバッテリーが残っているか目視で確認することはできません。バッテリー残量が低下してくると点滅し知らせてくれる機能だけです。バッテリー容量が少ないため、常時コードレスで使用したい場合はこまめな充電が必要になります。

【まとめ】シリーズ3廉価版モデルはまだ買い時ではない!

最後にきて一体なにを言い出すんだ!時間を返せ!と思われたかもしれません。申し訳ないです。

ですが、シリーズ3の従来モデルで最も安い3020s-B(2015年モデル)の価格と発売間もない廉価版モデルを比べると価格差はほとんど無いことに気づくかと思います。むしろ、従来モデルのほうが安く買えてしまいます(2017/02/12:執筆時点)

私が3020s-Bを購入した時は8000円程度でしたが、現在は販売価格もだいぶ下がっています。一方の廉価版モデルはまだ値段が落ち着かずお得感もありません。しばらくは従来モデルを購入したほうがお得です。

時期やタイミングによって値段の変動があるため、購入先で価格を比較してみて廉価版の値下がりが従来モデルより大きくなってきたら買い時かと思います。

【記事中で紹介したシェーバーはこちら】

 

 


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