PHILIPSポータブルシェーバー「PQ209/17」と「PQ208」の違いを比較検証
2017/02/17
▼目次
2013年9月に発売され、ロングセラー商品となったPHILIPSのポータブルシェーバー「PQ208」ですが、2017年2月に型番変更モデル「PQ209/17」が登場しています。
パッケージの写真などを見る限り大きな変更点は無いように見えますが、「実際に手に取り比較してみなければ分からない!」というわけで新型番を購入しました。
結論から先に言ってしまいますが、「PQ208」と「PQ209/17」の2型番に違いは見られません。
(今後は旧型扱いとなるPQ208ですが、発売間もないPQ209/17の価格が落ち着くまでは旧型を購入したほうが懐にも優しいかと思います)
パッケージ裏の記載が微妙に変更されているものの、PQ209/17、PQ208ともに販売代理店(小泉成器株式会社)、本体・刃の原産国(中国・オランダ)、2年間保証も同一です。
付属する収納ケースの形状も違いは見られません。保護キャップ、ブラシや付属乾電池なども同一です。
この先は、「PQ209/17とPQ208を念のため詳しく比較検証」していますが、前述の通り両者に実質的な違いはなく、そこまで大した情報はありません。
ですので、興味のある方だけ読み進んで頂ければと思います。。。
▼ポータブルシェーバーの「詳しい性能比較」はこちらをどうぞ
PHILIPS ポータブルシェーバーの性能比較表(PQ209/17|PQ220/19)
▼旧モデル「PQ208」のレビューはこちらをどうぞ
旅行や出張、携帯に便利なPHILIPSのポータブルシェーバー「PQ208」購入レビュー
「PQ209/17」と「PQ208」に違いはあるのか見比べてみる
写真左が新型番の「PQ209/17」、写真右が旧型番の「PQ208」です。スイッチや刃、電池カバー等の位置や形状は同一、材質の手触りにも差は感じません。
*PQ208はPQ208/17として販売されている場合もあります。
単三乾電池を2本必要とする乾電池ホルダー部分もつくりは同一です。
シェービングユニットを分解してパーツを比較してみる
シェービングユニットを分解し、上から順にユニットフレーム、保持板、刃と並べてみました。写真左が「PQ209/17」のパーツ、写真右が旧型番「PQ208」のパーツです。
小豆色カラーの保持板形状も同じ。横からスライドして入れる構造です。
もしや搭載刃の形状が変わっているのでは?と思いましたが、こちらも新・旧ともに違いはみられません。
ちなみに初期搭載刃であるCLOSECUT刃は別売りされておらず、交換用の替刃はHQ56/51となります(3個入りなので1個余る)。
ユニットフレーム、本体側の回転軸とヒゲクズ受けも形状は同じです。
本体背面のロゴが微妙に違う?
本体裏面にあるモデル型番などの記載(黄色で囲った部分)ですが、替刃品番、生産国(中国)など変更点はありません。PQ209/17が行数が増え文字がセンター揃えになったくらいです。
ここでようやく違いをみつけたのですが、PHILIPSのロゴがビミョーに異なっています(笑) ちょっと写真写りが悪いのですが、わかりますでしょうか?
「innovation and you」というコピーのもと2013年に刷新されたもので盾をイメージしたデザインなのですが、PQ208は中央に波打った三重線で◯を半分に区切るようなデザイン、PQ209/17は中央の波打った太い線が◯を斜めに区切っています。
ロゴデザインが変更されたという話は耳にしていないのですが、気づかない内にマイナーチェンジしていたのかもしれません。
なんだか間違い探しを終えた気分ですね・・・。
新型、旧型は互換性があるためパーツが流用可
型番が変更になってもそれぞれのパーツは互換性があるため、旧型もしくは新型が壊れてしまった場合などにスペアパーツとして流用することができます。
ですので、買い替えの際などは廃棄せずに取り外せるパーツを小袋などに入れ保管しておくと良いでしょう。保持板や電池カバーを破損してしまった際にも、さっと交換するだけで済みます。
ちなみに販売価格ですが、Amazon等の通販サイトを見る限り旧型であるPQ208のほうが1~2割ほど安いようです。(記事執筆時点:2017/02/17)
PQ208の在庫分が捌けてくればPQ209/17の価格も落ち着いてくるでしょう。価格の変動は常にあるため購入時に両者の価格を比較してみることをお薦めします。
毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。