日立の4枚刃往復式シェーバー「エスブレードRM-LF453 R」を簡易レビュー
▼目次
日立の4枚刃往復式シェーバーRM-LF453 Rを購入しました。
カタログスペック等をみてもRM-FL53と同等品かと思います。性能や付属品の違いもないようなので、量販店などの卸す場所によって型番が違うだけなのかもしれません。
付属の説明書もRM-LF453とRM-FL53は共通の冊子。型番違いで全く同じ商品だと思います。
シェーバー本体の他に付属品は、スタンド、充電コード、ブラシ、オイル、ポーチが入っていました。シェーバーの刃を守るヘッドカバーも装着済み。
必要なものは一通り付属するので、何かを買い足したりする必要はありません。オイルが無くなったら買い足すくらいです。
スタンドに立てるとこんな感じです。意外とシェーバーは置き場所に困るので、スタンドがあるとスペースを取らずに便利です。
充電はシェーバー本体のお尻部分にACアダプターを接続して行います。充電もスタンドに立てかけたままOK。
またスタンドの裏側にはオイルとブラシを収納できるスペースがありました。
意外と無くしてしまいがちなのでこれは便利。
ヤスキハガネを使用した切れ味の良い内刃
日立グループの日立製鉄は、島根のたたら製鉄で知られる「安来鋼」の技術を受け継ぎ「YSSヤスキハガネ」として商標登録。エスブレードシェーバーにはこのYSSヤスキハガネが使用されているため硬度や剃り味に定評があります。
日本製のヤスキハガネの剃り味に惚れて日立のシェーバーを買い続ける人もいるくらい。日本古来から日本人が培ってきた技術が現代でも使用されているというのは誇らしい気分になりますね。
実際に使用してみた感想とレビュー
実際に使用してみましたが、やはり深剃りに向いているモデルだと思います。
日立といえばロータリー式が知られていますが、このエスブレードは往復式です。刃の枚数は4枚。3Dヘッドである程度ヘッドが浮き沈みし肌へ密着するため、しっかりと剃れている印象があります。内刃の切れ味も鋭く、ヒゲが引っかかったり肌が引っ張られて不快な思いをすることはありません。
駆動音は五月蝿く感じる方も多いかもしれない
ブラウンの往復式シェーバーと比べるとまず駆動音が違います。どちらかというとエスブレードのほうが甲高い感じです。
静音性を重視する方にはあまりおすすめできません。
電気シェーバーの騒音(dBの値)の違いを4メーカーの実機で比較検証剃り心地は良し。ただし肌の弱い人は注意。
深剃り具合は4枚刃を採用していることもあり、深剃り向き。肌を引っ張りながら「髭出し」をしてやることで、濃いヒゲもかなり深剃りできます。
ですが、剃り終えた後のヒリヒリ感も多少ありました。あまり、深剃りしようと押し付け過ぎたり往復させすぎると、肌の弱い方はすぐ赤くなったりヒリついてしまうかと思います。
使用前にはプレシェーブローションなどを使用し、ヘッドと肌の摩擦を抑えることでダメージはだいぶ減らすことができます。
往復式シェーバーの性能を最大限発揮するためにも、プレシェーブローションは必須。今回は「サクセスのプレシェーブローション」を使用しましたが、これを使うと使わないとでは、剃り終えた後のヒリツキ感も全く違いました。
メンテナンス性は○
このエスブレードにはウォータースルー方式が採用されています。
ブラウンのシェーバーなどはヘッドをいちいち外してヒゲくずを落とさなければなりませんが、エスブレードは、ウォーターウィンドウを開けて水を流し込むことで、ヘッドを外さずにヒゲくずを洗い流すことができます。これはかなり便利だと感じました。
日立エスブレードはどんな人におすすめ?
やはり「ヒゲの濃い」方におすすめしたいです。とくにヤスキハガネによる刃の剃り味は良く、スパスパと内刃がどんなに硬いヒゲでも処理してくれます。
また、メンテナンス性も優れており、毎日のシェービングも快適に行うことができるでしょう。ただし、敏感肌の方には刺激が強すぎるのでは・・・と感じます。
同じ日立で選ぶのであればロータリー式シェーバーのロータリージーソードのほうが肌に優しく剃れるかなといった印象です。
毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。