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電気シェーバーは外刃と内刃が互いに高速駆動しているため摩擦熱が生じます。その摩擦熱が刃の摩耗につながり、次第に剃り心地が悪くなるため、日頃のオイル差しは欠かせません。
刃を潤滑化するためのオイルは「ボトルタイプ」や「スプレータイプ」のものが存在します。ボトルタイプは刃に数滴垂らして使用、スプレータイプはシュッと吹き付けて使用します。どのタイプも殆どが「流動パラフィン」と呼ばれる肌に触れても害のないオイルが主成分です。
スプレータイプの商品だとBRAUNのシェーバークリーナーが人気。ベタつかずサラッとした使い心地で爽やかなレモンの香りが特徴的です。
BRAUNのシェーバークリーナーのキャップを簡単に外す方法
ただ、このキャップが非常に開けづらいとの声が多い。中にはキャップをカッターやヤスリで削ったりする方もいるようです。
実は、ちょっとしたコツを掴めば簡単に開けることが出来ます。
今回はその「開け方のコツ」を伝授したいと思います。と言っても大したものではないのですが・・・。
失敗例
まずは失敗例を。
おそらく力でこじ開けようとする方が多いのではないでしょうか。私も最初手にしたときはあまりの固さに渾身の力を込めて外しましたが、同時に噴射パーツも取れてしまいました。
BRAUNシェーバークリーナーのキャップは開けづらい反面、グニャっと柔らかい素材でできています。そのため、無理に力でこじ開けようとすると、内部の噴射パーツ(白いプラスチック)までポロッと取れてしまう仕様です。
もし取れてしまった場合は、ゴミ箱や洗面所などに噴射口を向けてはめ込みましょう。(押し込む際、中身が噴射するため)
正しい外し方
「正しい外し方」といっても、BRAUNに直接問い合わせたわけでは無いのでご容赦下さい。
あくまでも個人的に「これが一番スムーズに開やすい」と思うやり方です。この方法であれば噴射パーツが取れてしまうことはないかと思います。
基本的には「キャップを指で潰す」→「手首を返す」のたった2ステップ。
以下、画像を交えてご説明します。
【ステップ①】「キャップを指で潰す」
まず、親指と人差し指でギュッと軽くへこませる感じでつまみます。(馴染んできたキャップはこの時点で既にポロッと取れるかと思います)
【ステップ②】「手首を軽く返す」
親指と人差し指でつまんだ方の手首を軽く返します。するとカポッとキャップが浮くので、あとは上に引き抜くだけです。
キャップをギュッとつぶしたまま真横に引き抜くと噴射パーツまで取れてしまうことがあるので注意してください。
やり方さえ覚えてしまえばこの通り、簡単に取り外すことができます。
最初は硬く感じるかもしれませんが、何回か付け外しを繰り返していくうちにキャップもスムーズに取り外せるようになります。
ちなみに旧タイプのブラウン シェーバークリーナー(緑のキャップ)でも同じ方法でスムーズに開られますのでお困りの方は是非、今回ご紹介した方法をお試しください。
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毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。