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PHILIPS 9000/7000/5000シリーズに搭載される刃の違い(SH90/51・SH70/51・SH50/51)

      2018/02/11

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現在、PHILIPSが主軸として売り出している回転式シェーバーは9000/7000/5000シリーズの3モデル。それぞれのシリーズが深剃りや早剃り性能、スキンフレンドリーな要素など、ユーザー用途に合わせ異なる特徴を持っています。

今回はそれぞれに搭載されている「刃の違い」にフォーカスし比較していくため、9000/7000/5000シリーズの違いや、シェービングユニット・刃の互換性等に関しては以下の記事を参照頂ければ幸いです。

【関連記事】
Philips(フィリップス) 9000シリーズ、7000シリーズ、5000シリーズの違い
PHILIPS 9000/7000/5000シリーズの互換性を検証(シェービングユニット・刃・洗浄器etc...)

 

9000/7000/5000シリーズにおける搭載刃の違い

写真左から、9000/7000/5000シリーズのユニット上部と刃を並べました。

それぞれのシェービングユニットにおける大きな違いとしては、9000シリーズが8方向可動なのに対し7000/5000シリーズが5方向可動である点、7000シリーズではフレーム部にビーズコーティングがなされている点などが挙げられます。

これは個人的な感覚も含みますが、肌への密着性が高いのは9000シリーズのユニット、肌への摩擦抵抗が少なく感じるのは7000シリーズのユニットです。

オレンジ色の保持板は9000/7000シリーズで共通なのに対し、5000シリーズは青色の保持板となっています。オレンジ色と青色の保持板は形状が異なるため互換性はありません。(参考:9000/7000/5000シリーズの刃・保持板の互換性)

搭載刃の外観と名称の違い

9000シリーズ7000シリーズ5000シリーズ
ダブルVトラック刃
SH90/51
ジェントルプレシジョン刃
SH70/51
マルチプレシジョン刃
SH50/51

 

9000/7000/5000シリーズの搭載刃には「ダブルVトラック刃」、「ジェントルプレシジョン刃」、「マルチプレシジョン刃」と名称があり、替刃もそれぞれ販売されています。

9000シリーズと7000シリーズの搭載刃は同じ?

左が9000シリーズ搭載の「ダブルVトラック刃」、右が7000シリーズ搭載の「ジェントルプレシジョン刃」です。もしかしたらお気づきの方もいるかもしれませんが、これら2つの刃は刻印マークが異なるだけで形状が同じです*。

ダブルVトラック刃・ジェントルプレシジョン刃のどちらもV字形状刃であり、スリット数や内刃の枚数も同じ。実質的な違いは刻印マークだけしか見い出せません*

9000シリーズの替刃を購入するのであればSH90/51ではなくジェントルプレシジョン刃(SH70/51)を購入したほうが安上がりです(マークが異なるのを気にしないのであれば)。

*記事執筆時点での情報です。仕様変更等により刃の形状が変わる可能性もあるため予めご了承下さい。

ダブルVトラック刃の外刃形状

マイクロスコープにて約50倍に拡大し撮影したダブルVトラック刃の「外刃」形状です。

外周にV字形状のスリットが83箇所連続して形成されており、内周には大きなスリットが14箇所、さらにその内側にU字形状の谷間が4箇所あります。

ダブルVトラック刃の内刃形状

こちらが「内刃」形状の画像。外周と内周それぞれに多くのスリットがあるため一度に取り込むヒゲの量も多いですが、内刃を2重に搭載することでカット性能を高めています。

内刃の数は24枚あり、そのうちV字に加工されているのが外周15枚。内周の9枚はフラット刃です。

 

5000シリーズ搭載のマルチプレシジョン刃

5000シリーズに搭載されるマルチプレシジョン刃。9000/7000シリーズ搭載刃と異なり、刻印マークの他に刃の名称(MULTI PRECISION)も外刃に記載されています。

*5000シリーズのラインナップで最も安い「S5075/06(2015年モデル)」・「S5076/06(2016年モデル)」にのみ、コンフォートカット刃が搭載(外刃にホールがないパワータッチ等と同様の刃です)

マルチプレシジョン刃の外刃形状

マイクロスコープにて約50倍に拡大し撮影したマルチプレシジョン刃の「外刃」形状です。

若干カーブしたスリットは下位モデル等に搭載されるコンフォートカット刃と似た形状。このスリットが63箇所ある他、外刃の2エリアにホールが密集した地帯がありそれぞれ38個のホールが空いています。

ホールは往復式シェーバーの網刃のような役割を持ち、短いヒゲを捕えるのに適しています。

マルチプレシジョン刃の内刃形状

内刃はフィリップスシェーバーの代名詞ともなったリフト&カット機構。実質的にダブルカッターであり、1枚目の刃がヒゲを引きあげ2枚目の刃が剃り上げる仕組み。

内刃の数は9枚とダブルVトラック刃に比べ少なめ。ダブルVトラック刃が2周のスリット&2周の内刃であるのに対し、マルチプレシジョン刃は一周のスリット&一周の内刃です。

【まとめ】9000/7000/5000シリーズ搭載刃の比較

 内刃外刃
9000/7000
SH90/51
SH70/51
(共通)

外周15枚(V字)+内周9枚(フラット)

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・外周に83個のVスリット
・内周に14箇所の大きなスリット
(その内側に4箇所の谷間)

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5000
SH50/51

9枚(フラット)

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63個のスリットと76個のホール

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個人的な使用感ですが、やはり内刃数・スリット数も多い9000/7000シリーズ搭載刃(SH90/51・SH70/51)のほうが、深剃り・早剃り性能に関しては長けていると感じます。

SH90/51・SH70/51はSH50/51に比べ一度で捕えるヒゲの量も多く時短に繋がり、またV字の鋭角にてスパスパッとヒゲを切断していくため引っかかりを感じることもありません。

マルチプレシジョン刃は旧来のスーパーリフト&カット刃に比べ15枚から9枚と内刃枚数も減っており、買い替えの際は剃り心地に違和感を覚えるかもしれません。

旧機種に搭載されていたスーパーリフト&カット刃

5000シリーズのシェービングユニットにはSH90/51・SH70/51も適合する*ため、剃り心地に不満のある方は上位刃を装着してスペックアップするという手もあります。

(髭の量が多い・濃いといった方で新規にシェーバーの購入を検討しているのであれば、初めから上位刃の搭載されている7000/9000シリーズを選ぶほうがほうが安上がりです。)

参考記事:5000シリーズのシェービングユニットには9000/7000/5000の刃が装着可能 *S5390/26にて検証。

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