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アンダーヘアも優しく処理できる「Panasonic ボディトリマー ER-GK60-W」の使用レビュー

  2017/04/27 


ボディトリマー ER-GK60-W

パナソニックから新たに発売された「ボディトリマー ER-GK60-W」を購入してみました。

これ一台で、手足や胸はもちろんアンダーヘアまで処理できるという、いわゆる全身用のバリカンです。ツルツルを目指すのではなく、あくまでも自然な長さに整える用途に適した製品です。

半袖を着たり短パンを履くことが多くなるこれからの季節、無駄毛の処理を行う男性も多いのでは無いでしょうか?

かくいう私も、冬場にボーボーと伸び放題だった「すね毛」を処理してからでないと短パンを履くのには抵抗があるほどの濃いスネ毛の持ち主です。ハサミやカミソリなんかで処理すると時間も掛かる上に不自然な感じになりがちなため、こういった製品はもはや必需品。

ボディトリマー」と名の付く製品は多くありますがアンダーヘアまで処理できると謳った製品は珍しいです。実際にすね毛やアンダーヘアの処理を行ってみたところ非常に使い勝手が良かったため、簡単にレビューや感想を交えてご紹介したいと思います。

 

 

これ1台で全身のムダ毛を処理!パナソニックのボディトリマー ER-GK60-W

ER-GK60-Wの箱

パナソニックの「ボディトリマー ER-GK60-W」はパッケージで水しぶきが弾けている通り「本体水洗い・お風呂剃り」がOKの防水モデルです。

体毛の処理をお風呂場で行えるのは結構重要なポイントですよね。後片付けが圧倒的に楽です。

私が購入した時の価格は9,687円。Amazonだと8,806円と少し安くなっていました(2017/04/27時点)。それでもボディトリマーとしてはちょっと高価な部類に入るかと思います。

ちなみに末尾の-Wはホワイトの意味。ER-GK60はホワイトのみの販売です。

(追記:2018/04/18)ER-GK70-Kとの違い
2018年モデルER-GK70はカラーがブラックに変更されました。「9mmアタッチメント」が追加された以外にER-GK60との変更点はありません。
詳しくは→■2018年5月発売の後継モデル「ER-GK70-K」について

 

パッケージの中身

ER-GK60-Wの付属品

「ボディトリマー ER-GK60-W」のパッケージの中身は以下の通り。

・本体(肌ガードアタッチメント付属済み)
・長さ揃えアタッチメント×2(3mm,6mm)
・ACアダプター
・掃除用ブラシ
・専用オイル
・ポーチ
・取扱説明書

取扱説明書の裏面は「保証書」となっているため捨てないようにしましょう。ちなみに「ER-GK60-W」の保証期間は購入日より1年間です。(刃・オイル除く)

持ち運びや保管に便利なポーチはナイロン生地。アタッチメントを本体に1個取り付けた状態なら「ACアダプター以外」は全て収納可能でした。

持ち運びの際はACアダプターが結構邪魔になるので事前にフル充電しておいたほうが良いかと思います。

充電アダプターの形状がちょっと不満かも

ちょっと使い勝手の悪いアダプター形状

充電は本体のお尻にある端子を差し込むタイプ。約8時間でフル充電され約40分の連続使用が可能です。

ちなみに交流式ではないので充電しながらの使用はできません。

ACアダプターは直接壁に差すタイプで少々使い勝手が悪い印象を受けました。個人的にはコードで充電できるタイプが良かったです。

コンセントの口が足りない場合や、洗面所備え付けのコンセントが横向きの場合は延長コードなどで対処するほかありませんね。ちなみにACアダプター自体は重みもあるためスタンドとしても活用可能です。

ACアダプターの大きさ

ACアダプター形状が結構大きいため、洗面所備え付けのコンセントだとドライヤーなど周囲のコンセントと干渉してしまう可能性が高いです。画像におおよその寸法を表記しましたのでご参考ください。

もし、差込ができない場合は前述の通り「延長コード」で対処するのが良いかと思います。(ちなみに画像で用いているのは「パナソニック延長コードX」というもの。安全設計扉・パッキン付で使い勝手が良いです)

実際に「すね毛」を6mmにトリミングしてみた様子

スネ毛をトリミングした様子

伸び放題だった見苦しいすね毛を「6mmアタッチメント」で処理してみました。ビフォー(左足)に比べればアフター(右足)はだいぶ清潔感が上がっているのではないでしょうか?

3mmアタッチメントを装着すればさらに短く揃えることもできますが、あまりに短すぎても不自然ですし、かといって長すぎてもスッキリしないのでこのくらいの長さがちょうど良いかと思いました。

三種類のアタッチメント

個人の肌色や毛の量に合わせてアタッチメントを付け替え調節していくと良いかと思います。いきなり短くせず、まずは6mmでざっと揃えて、気になる部分は3mmやアタッチメントなし(0.1mm)で徐々に短くしていくと失敗はないはず。

すね毛をトリミングする様子

アタッチメントを取り付けた状態であればコームがしっかりとガードするため、直接肌に刃は当たらず短くなり過ぎる心配もありません。毛の流れとは逆方向に動かすと効率よくカットできました。

ちなみにアタッチメントなしだと根本を数ミリ残してしまい不自然な感じになるので、全体を剃ってしまうと毛穴がボツボツとみっともない状態になります。

薄いすね毛であれば気にならないかと思いますが、私のように濃いすね毛の場合はアタッチメントを付けて整え、くるぶし周辺や足の甲などを部分的にアタッチメントなしで剃り上げるのが良いかと思います。

「ビキニゾーン(陰部周り)や臀部(おしり)」はある程度の長さを残したほうが良い

注意書き

取扱説明書によると、ビキニゾーン(いわゆる陰部周り)や臀部(おしり)のムダ毛を処理する際は「アタッチメントなし」は推奨されていません。

もちろん肌を傷つけないようにという配慮もあるかと思いますが、経験上こういった箇所を短くしすぎると毛の先端がチクチクして非常に不愉快な思いをするハメになります。

経験のある方なら共感してもらえるかもしれませんが、もはや痒すぎてパイ◯ンに剃り上げてしまいたい気持ちに駆られるほど。ある程度自然な長さを残したほうが肌への刺激も少なくて済みます。知らずにアタッチメントなしで剃り上げたらチクチク地獄ですよ、要注意です。

陰毛の場合はアタッチメント6mmでも短すぎるかと思うので、指で毛をはさみ先端をサッと撫でてカットする程度で良いかと思います。ブリーフを履いた時にはみ出るような毛などは6mmアタッチメントで処理するとちょうどよい感じでした。

実際に「ビキニゾーン(陰部周り)」「臀部(おしり)」をトリミングしてみた

おしりをトリミングする様子

実際に臀部(おしり)やビキニゾーンのムダ毛を処理してみました。お見せ出来なくて大変残念・・・(見たくないぞ!)

外国の男性はエチケットとして体毛を整えるといったことが一般的なようですが、日本においてはアンダーヘア処理の実施率はまだまだ低いと聞きます。ですが、芸能人やスポーツ選手が「アンダーヘアの処理してる」とTVやファッション誌でオープンに発言したりと、最近はわりとポジティブな行為だと受け入れられつつあるようです。

「蒸れる」、「ボーボーだとみっともない」といった理由からアンダーヘアの処理に対しても意識は上昇している!なんてことが、コンビニで立ち読みした雑誌にも書いてありました。

なんだか総日本人アンダーヘア処理計画みたいな力でも働いているのでしょうか(笑)。アンダーヘアを処理しよう的な風潮が物凄い勢いで広がってきている気がします。欧米なんかだと髪型と同等、もしくはそれ以上にアンダーヘアの形に気を使うなんて話も聞きますが、日本でもそのうち皆があそこの毛の形を気にするようになるのでしょうか。

すこし話が逸れましたが、陰部が蒸れると不快なのは確かです。

ニオイの元にもなりがちですし、パートナーに不快な思いさせることもあるかもしれません。処理せず放ったらかしたままよりは、整えて清潔にしておいたほうが良いのは確固たる事実でしょう。

ただ、殆どの方が臀部(おしり周辺)なんてハサミやカミソリじゃ上手く処理できないのではないでしょうか。

本当は実際のお尻を撮って説明したかったのですが、絵面的に酷いことになるためゴムボールを2つならべてみました。

例えばカミソリだと剃りづらいお尻の割れ目なんかも、ER-GK60-W(写真:右)だとスッと自然に入り込んでカットしてくれます。

こういった場所はいわゆるOゾーンという部位ですが、ER-GK60-WのV字形状のヘッドがデリケートな部分にもしっかり届きやすい構造になっており、届かず剃り残してしまうなんてことがありません。

また、V字形状のヘッドはワキや胸・ヘソ周りなどの曲面や凹凸のある場所も非常に処理しやすいです。

ER-GK60-Wのトリマー刃

刃をよく見てみると、先端は尖っておらず丸みを帯びた非常にセーフティな形状となっていました。これならばカミソリやハサミ、バリカンで処理するのが怖い箇所でも、肌を傷つける心配がないですね。

また、細かい点ですが、普通のバリカンやトリマーと異なり「刃と刃の間が狭い」ことで肌をはさみにくくなっているのも大きなポイントかと思います。

私は結構雑な取扱いをするほうですが、ER-GK60-Wでトリミング中に出血したり痛みを感じることは一度もありませんでした。

使用後はまるごと水洗いできるため後処理も手軽です。刃も工具なしで取り外せるためオイル差しやブラシがけなどのメンテナンスもし易い。

少々面倒ですが刃の切れ味を維持するためにも、使用前にオイル差しは忘れないようにしましょう。

パナソニックの「ボディトリマー ER-GK60-W」はこんな人におすすめ

ER-GK60-Wを充電する様子

「ボディトリマー ER-GK60-W」は撫でるよう動かすだけで全身のムダ毛処理が手軽に行えるため、「カミソリを使うのは怖い」「肌が負けやすい」といった人におすすめのトリマーだと思います。デリケートな部分も処理したいという人は通常のバリカンやトリマーより確実に使い勝手は良いはず。

ただし、カミソリで剃ったようにツルツルを目指すのであればボディトリマーは向いていません。丁寧にカミソリで剃るか脱毛クリーム等を使うべきかと思います。

あくまで、自然な毛量に調節し清潔感を出したい方にボディトリマー ER-GK60-Wはおすすめです。

 

■2018年5月発売の後継モデル「ER-GK70-K」について

昨年、家電量販店や通販サイトでも品薄になるほどの売れ行きだった「ER-GK60-W」ですが、2018年5月に後継モデルとして「ER-GK70-K」が発売されています。

ER-GK60-W
(2017年モデル)
ER-GK70-K
(2018年モデル)

 

新モデル「ER-GK70-K」と「ER-GK60-W」の違いは?

2018年5月発売のER-GK70-Kはボディの色がブラックになり、新たに「9mm」の長さ揃えアタッチメントが追加されました。それ以外は2017年発売のER-GK60-Wと性能や仕様・付属品は同一となります。

追加された新しいアタッチメント

https://panasonic.jp/mens/body/er-gk70.html

9mmはVゾーン(陰部周り)など「長さを残したい部分に適したアタッチメント」とされていますが、やはり、ある程度の長さを残さないと毛の尖端が刺激になりチクチクしてしまいます。

アンダーヘアの理想の長さは一般的に2~3センチとも言われていますので、一気に短くしてしまうのではなく、下着を履いた時にはみ出るような毛などを少しづつ形を整えていくのが無難かと思います。

特に9mmアタッチメントに必要性を感じないのであれば、価格が下がってきた旧モデル「ER-GK60-W」の購入がおすすめです。

交換用の替刃は共通

交換用の替刃はER-GK70-K、ER-GK60-Wともに「ER9500」が共通型番となります。刃の寿命は約3年とされていますが、使用頻度や保管状態によっては劣化が早く進む場合もあります。

刃の掃除や注油をしても毛が引っかかったり切れ味が落ちたと感じるようであれば交換のタイミングです。付属オイルが無くなった場合は専用オイル「ES003P」を使用し、刃の寿命を最大限まで伸ばしてあげましょう。

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▶ ボディトリマーの性能比較表(PHILIPS / Panasonic / BRAUN)へ

 


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