【往復式・回転式】使用時の駆動音が静かな電気シェーバーはどれ?
2015/04/14
▼目次
「シェーバーの音がうるさい!」と家族に文句を言われたことがありますか?
深夜にヒゲを剃る習慣のある人や、仕事の勤務時間が特殊で朝にヒゲを剃ることができない環境の方もいらっしゃいますよね。
家族が目を覚まさないように気を使っても、ついシェーバーの音で起こしてしまったりなんてことも。
「仕事に行くにはヒゲを剃らなければ!しかし、家族の睡眠を妨害したくはない!」
そんな心の優しいお父さんなら、むしろ全然気の済むまでヒゲを剃ってくれよ!なんて思ったりもするのですが・・・。
やはり中には「ちょっとうるさいんだけど!!」なんて娘に文句を言われるお父さん方もいるようで・・・。なんとも世知辛い。
T字カミソリを使用したりする手もありますが、深夜だとシャワーや顔を洗う音にも気を使ってしまうのではないでしょうか。
電気シェーバーで静音の商品はないの!?と思われた方もいるかもしれませんが、残念ながら全くの無音、もしくは静音シェーバーというものは存在しません。
ただ、シェーバーによって騒音の大きさは違うのです。
これを知っておくと次回に買い替えの際、選択の幅が広がるかもしれません。
音が大きいのは往復式。音が静かなのは回転式。
シェーバーは大きく往復式と回転式に分けられますが、一般的に駆動音が大きいのは往復式のモデルです。実際にサンプル音を聴き比べてみましょう。
【往復式シェーバー】
【回転式シェーバー】
これはモーターの動きと刃の連動が関係しています。電源を入れると、電気シェーバーはモーターにより刃が高速駆動し音が発生します。
その際、回転式のシェーバーは一定方向に円を描くように駆動するため振動が少なく音も静か。一方で、往復式は左右への内刃の動きが激しいため騒音を発しやすいと考えられています。
それまで往復式のシェーバーを使用していた人が回転式のPHILIPSシェーバーを買ったら、あまりの静かさに壊れていると勘違いしたなんて話も聞いたことがあります(笑)
メーカーごとの騒音値比較の詳しいデータは以下のエントリーもご参考ください。
回転式シェーバーを購入する時の注意点
たしかに回転式のシェーバー(PHILIPS)は音が静か。また肌へのやさしさは様々なシェーバーの中でも群を抜いています。
ただし、往復式シェーバーに比べると深剃りや早剃りは苦手な傾向があります。ヒゲの濃い方で深剃りを求める人は回転式のなかでも、9000シリーズといったダブルVトラック刃(V字型の内刃と外刃)を採用したモデルを選択肢に入れてみて下さい。
もちろん、ヒゲの薄い方はもっと安価なモデル(5000シリーズなど)でも十分な剃り心地が得られるかと思います。
往復式シェーバーの音がうるさくなった場合は?
購入時よりも駆動音が大きくなった、と感じる場合は「刃の潤滑性が落ちてきている」または「刃が劣化している」可能性もあります。メンテナンスやシェーバーオイル、またはシェーバーの替刃交換が有効です。
ただし、異常な音がする・刃がガタついているなどの場合は使用を中止し、故障を疑いましょう。
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毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。