マルチグルーミングキットQG3380のフルメタルトリマーを手入れする方法
2016/09/22
▼目次
ヘアー・ボディ・ヒゲと様々な用途に使用できるPHILIPSのマルチグルーマーQG3380にはヘッドにフルメタルトリマーが採用されています。
このモデルは本体ごと水洗いができるため、トリマー部に溜まったヒゲクズなどもサッと洗い流すことが可能です。
ただ、長いヒゲや髪の毛などをカットした後はトリマー部分の内部に毛が溜まりやすく、それらを掃除するのに工具を使って分解する必要があります。
今回は分解方法を簡単に解説していきます。
※分解はメーカー保証外となるため自己責任にて行って頂くようお願いします。
QG3380トリマー部分の分解・お手入れ方法
①フルメタルトリマーのボルトを外す
六角レンチを使って逆時計回しにボルトを二箇所外していきます。
今回使用する工具は六角レンチのみですが、パッケージには付属していないため別途購入しなくてはなりません。
サイズは2ミリのものを使用します。ホームセンターや100円ショップ等でも購入可能です。
②各パーツをしっかりと水洗い・乾燥させる
ボルトを二箇所外すと3つのパーツに分かれます。普段の水洗いでは流しきれなかった毛がだいぶ絡まっていました。
使い古した歯ブラシなどで軽く擦るように洗うと、パーツに絡んだ毛も落ちやすいです。バネ部分も取り外せるため邪魔な場合は一度取り外してしまうと良いでしょう。
汚れを落としたら水気を切り、しっかりと乾燥させます。変形の恐れがあるため直射日光に当てたりドライヤーなどは使用しないでください。
③パーツをもとに戻していきます
2重のトリマー部分は溝に合わせてはめ込みます。この部分が左右に高速で駆動するため摩擦抵抗を減らすためにベタッとオイルのようなものが塗ってあると思います。
メーカーではオイル差しは不要としていますが、もしオイルが切れているような場合はシェーバーオイルなどを挿してやると動きがよくなります。
PHILIPSからはオイルは発売されていないため、今回はPanasonicのシェーバーオイルを使用しました。電気シェーバーを買った時のオイルが余っているという方はそちらを使用するのもよいと思います。
↑白いプラスチック部分の突起を、メタル部分の溝に合わせます。
↑トリマーの「バネ部分」を黒いプラスチックパーツに合わせてはめ込みます。
↑指で上下を抑えながら、ボルトを閉めていきます。外した時とは逆に時計回しです。
④本体に装着し動作確認
最後に本体へ装着しスイッチを入れ、異音がしないか、パーツのガタツキがないかなどを確かめましょう。
今回のようなメンテナンスはちょっと手間ですが、髪の毛など長い毛をカットした後やトリマーの動きがおかしいと感じたら定期的にお手入れしてあげることで製品寿命も延びるかと思います。
毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。