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パワータッチの現行型(PT764/14)と旧型(PT725A)の違い

      2017/09/19

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PHILIPSから発売されているパワータッチは充電交流式の回転式シェーバー。

エントリーモデルの位置付けであり上位モデルと比べてしまうと性能は落ちるものの、回転式ならではの肌への優しさを兼ね備えたシェーバーです。ヒゲがそこまで濃い目ではないが肌は弱いという人にとって導入コストの安いパワータッチの存在はありがたく、各通販サイト等でも常に売れ筋商品としてランクインしています。

多くの愛用者がいるパワータッチですが、定期的にモデルチェンジが行われています。このようなマイナーチェンジはパワータッチだけでなく上位モデルにおいてもよく見られます。

【疑問】新モデルが出たけど旧モデルと変わってない?

電気シェーバー製品はある程度技術が熟成されており、ほとんど変更点がない場合も市場に刺激を与えるといった意味合いで型番やモデル名が変更されることもあります。そのため消費者にとっては新モデルと旧モデルの違いが分かりづらく困惑しがち。当サイトではなるべく早い段階で新情報の更新を心がけていますが、それでも情報が追いつかないこともあります。申し訳ありませんがご了承頂ければ幸いです。

 

旧パワータッチ(PT725A)と新パワータッチの違い(PT764/14)

2013年頃から販売されたPT725Aと、2016年に発売されたPT764/14。

まず、この2モデルの本体性能は同じです。充電時間、駆動時間、充電表示ランプ、付属品等に変更はありません。

ただ、パッケージをみると「刃のイメージイラストと名称」が変更されているのが分かるかと思います。搭載刃が旧モデルから変更され、パッケージ記載も変更されています。

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旧モデルでは「スーパーリフト&カット刃」のイラストですが、2016年モデルであるPT764/14では「コンフォートカット刃」のイラストに変更されています。

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パッケージ側面を見ると、2016年モデルは「LED表示」という記載しかありません。旧モデルに記載されていた「ヒゲを根本から引き上げて深剃り」というキャッチコピーは消えています。

これ以外の記載・仕様はほぼ同一です。

「コンフォートカット刃」と「スーパーリフト&カット刃」の違い

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2016年モデルであるPT764/14には「コンフォートカット刃」、旧モデルのPT725Aには「スーパーリフト&カット刃」が採用されています。一見すると同じような刃に見えますが、実際の構造は異なっています。「ヒゲを根本から引き上げて深剃り」という謳い文句が消えた理由も替刃が変更されたことによるものと考えられます。

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シェービングユニットや保持板のつくりは同一。では、実際に刃を取り出して比較検証してみましょう。

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画像上が、現行モデル(2016)に採用されているコンフォートカット刃。画像下が旧モデルに採用されていたスーパーリフト&カット刃です。

まず、内刃の数がスーパーリフト&カット刃が15枚だったのに対し、コンフォートカット刃では9枚に減っています。ストローク中のカット性能は内刃の数とも大きく関係しているため、残念ながら実質的なコストダウンと考えて良いかと思います。

pt725_pt764_philips-7改良点としては、コンフォートカット刃の外刃に空回り防止の羽根が付いた点。シェービングユニット内で外刃がくるくると動かないよう、突起部分で固定する仕組みになっています。

外刃形状の違い

それぞれの外刃を約50倍に拡大して撮影してみました。リフト&カット刃が直線状のスリットだったのに対し、コンフォートカット刃はスリットがカーブしています。

内刃形状の違い

内刃の拡大写真です。スーパーリフト&カット刃は実質的にダブルカッターであり、1枚目の刃でヒゲを引き上げ2枚目の刃が剃る仕組みです。一方のコンフォートカット刃にはヒゲを引き上げる刃が搭載されていません。内刃数の減少だけでなく、刃自体のつくりも簡略化されており顕著なコストダウンがみられます。

※スーパーリフト&カット刃の汚れは筆者の使用によるものです。ご了承下さい。

個人的には旧モデルの確保をおすすめしたい

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2016年現行のパワータッチPT764/14は、外刃がカーブしていることにより「多少は肌当たりがやさしくなったかな」という印象は受けたものの、そこまで劇的な変化は感じられませんでした。 もともと肌に優しい駆動方式のため、むしろ内刃数減少によるカット性能の低下が気になってしまいます。

スーパーリフト&カット刃搭載の旧モデルで剃ったときに比べ、コンフォートカット刃は内刃枚数が少ないため一度に捕える髭の量も多くありません。旧モデルと同じ要領で動かしてみたところ剃り残しもみられました。これまでリフト&カット機構による恩恵を受けていた人が買い換えた際には不満が残る可能性が高いです。

ただ、筆者は普段往復式シェーバーをメインにする髭が濃い人間であるため、もともとパワータッチでは性能不足。髭が薄い人にとってこの性能差はほとんど感じることがないかもしれません。また、人によっては肌当たりが良くなったと感じる人もいるでしょう。

パワータッチは刃を変えることによって深剃り性能は向上しますが、交換できる適応刃「SH50/51」もしくは「HQ8/51」の価格も含めると、5000シリーズや7000シリーズといったミドルスペック帯のモデルに手が届く価格になってしまいます。

PT725はすでに生産は終了しており、市場に出回っているのは在庫分だけ。もし、取り急ぎ確保したいのであれば早めの購入をおすすめします。もしくは、充電方式が異なりますがスーパーリフト&カット刃搭載で急速充電もある「アクアタッチ」も選択肢の候補に入れてみてはいかがでしょうか。


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