カット後の鼻毛を吸い込む!パナソニック「エチケットカッターER-GN50-H」の簡易レビュー
2016/12/02
▼目次
パナソニックより発売されている「エチケットカッターER-GN50-H」は、従来の鼻毛カッターに毛くず吸引機能を搭載したモデル。
さまざまなメーカーから鼻毛カッターなるものは発売されていますが、本体内部にファンを内蔵し吸引機能を搭載しているのはパナソニックのER-GN50-Hだけです。(*2016年12月時点での情報です)
- 【2018/12/29】
2018年の夏に発売された最上位モデル、ER-GN70-Kにも吸引機能が搭載されています。詳細は以下のページをご参考下さい。 - 【2020/06/02】
2019年秋にER-GN50-HはER-GN51-Hへと型番変更されました。スペックや外観に違いはありません。
「エチケットカッターER-GN50-H」は毛クズを吸い込む鼻毛カッター
鼻毛をハサミやエチケットカッターで処理した際に、誰もが経験する不快感が「鼻の内部に毛くずが残る」ということ。処理した後にティッシュで鼻をかんだり、軽く水で洗わない限り鼻の中の不快感は残ったままです。
「エチケットカッターER-GN50-H」は搭載されたファンが空気の流れをつくり出し、先端の刃部分でカットした毛が内部へ吸引されていく仕組み。
内蔵ファン自体は小型、さらに乾電池式のため掃除機のような吸引力はもちろんありませんが、吸引機能の無い鼻毛カッターに比べカット後の不快感はぐっと少なくなっています。
「エチケットカッターER-GN50-H」の付属品
パッケージの中身は本体の他に「説明書、掃除用ブラシ」とシンプルな内容。単三電池が一本必要ですが、付属しないため別途用意する必要があります。
バッテリーとなる単3乾電池は底部のキャップを回して取り外し入れ替えます。説明書には「パナソニックの単3アルカリ乾電池で約6ヶ月使用可能」と記載されていますが、これは週1回に90秒使用した場合を想定しています。
90秒×4回(1ヶ月)×6(ヶ月)と計算すれば2160秒ですので約36分の駆動時間となります。頻繁に使用する場合、エネループなど繰り返し使える電池を使用するのがおすすめ。
フィリップス鼻毛カッターとの形状比較
フィリップスの鼻毛カッター(写真左)と比較すると、ファンが搭載されている分スリムとは言えない形状。
ただ、フィリップスの鼻毛カッターのようなスティック式は立てておくと倒れやすいのに対し、パナソニックのER-GN50-Hは安定感があります。
スライド式スイッチ
本体スイッチは上下にスライドするタイプ。中央が凹んでおり指にしっかりフィットするため操作はスムーズです。
本体の背面に排気口あり
背面には排気口があり、これらを手で塞いでしまうと吸引力が落ちてしまいます。使用するときは写真のように排気口を塞がないよう持つ必要があります。
鼻の内部を傷つけないセーフティーヘッド
先端は丸いセーフティーな形状で、鼻に入れてくるくる回した際も異物感はそこまでありません。8つのスリットが側面から、中央の穴は奥から生えた毛を取り込みます。
狙った毛を逃さない「デュアルエッジ刃」採用
回転する内刃には「デュアルエッジ刃」と呼ばれるパナソニックが特許取得済みの刃を採用。側面だけでなく天面にもエッジがあることで狙った場所を剃りやすく、また奥から生えている毛も捕らえることができます。
ヘッドは外刃・内刃・毛くずボックスの3つに分解することが可能です。毛くずボックスのフィルター面(写真右)に毛が詰まってくると吸引力も落ちやすいため、月に一回程度の定期的なメンテナンスが必要です。
丸ごと水洗いできるからお手入れラクラク
それぞれのパーツや本体はまるごと水洗いができ、手軽に清潔な状態を保つことが可能です。フィルターに詰まってきた毛くずなどもサッと水で洗い流すことができます。水洗い後は水気をよく切り風通しの良い場所で日陰干しを行いましょう。
また、刃の切れ味を維持するために「シェーバークリーニング液」を定期的に使用することもおすすめ。刃面に潤滑性を与え、防錆効果を高めることができます。電気シェーバーを持っている場合は付属のオイルなどでも代用可能です。
ちなみに刃の交換目安は約3年ほど。毛が引っかかるようになってきたら交換を検討しましょう。対応の替え刃型番は「ER9972-K」となります。
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毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。