「Panasonic エチケットカッター ER-GN70-K」を簡易レビュー!他モデルとの違いも解説
2018/12/29
▼目次
男性の身だしなみの中で見落としがちなのが鼻毛の処理。例えばデートの日、完璧に髪の毛をセットして、ヒゲを綺麗に整えたとしても「鼻毛が1本出ている」だけで全てが台無しに・・・。
鼻毛は抜く・ハサミで切るなどといった方法もありますが、痛い思いをせず安全に処理を行える鼻毛カッターはとても便利。
朝、鏡を見て「あっ!」っと気づいた時にすぐ使用できるため、洗面所に常備しておきたいアイテムです。
様々なメーカーから鼻毛カッターが販売されていますが、安いものだと1000円でお釣りがくるモデルも。
ただし、安いモデルだと単純に毛をカットするだけの機能しか無いため、「鼻の中にカットした毛が残りやすい」、「防水性がなく掃除が面倒」などのデメリットもあります。
高性能な鼻毛カッターならこれを買えば間違いなし!「Panasonic エチケットカッター ER-GN70-K」
どうせ買うなら性能の良いものを・・・という方には、Panasonicの上位モデルがおすすめ。「毛クズの吸引機能」や、「毛クズを簡単に洗い流せる機能」などで鼻毛カッターにありがちなデメリットを克服した機種が販売されています。
中でも、最新モデルの「ER-GN70-K」はパワフルなカット性能と吸引機能、優れたメンテナンス性を併せ持った、まさに死角なしのモデル。
価格は他のモデルに比べて少々お高いですが、高性能な鼻毛カッターを探している方には非常におすすめできるモデルです。
※ER-GN70-Kの「-K」は黒の意味。いまのところ他のカラーは販売されていないようです。(2018/12/29 記事執筆時点)
パッケージ内容・付属品
「Panasonic エチケットカッター ER-GN70-K」のパッケージ内容は本体のほかに、取扱説明書と掃除用ブラシのみ。
1年間の本体保証を受ける際は、取扱説明書の裏面(保証書)が必要になります。レシートや購入明細と一緒に保管しておくと安心ですね。
刃や本体はまるごと水洗いが可能なため、掃除用ブラシはほとんど使用する機会はありません。
バッテリーは単4アルカリ電池を2本使用します。テスト用の電池は付属していないため、すぐに使いたいという場合は事前に準備しておきましょう。
ちなみに、繰り返し使えるエネループなどの充電式ニッケル水素電池も使用可能です。こちらのほうがアルカリ電池を毎回使い捨てるより経済的でエコですね。
鼻毛カッターの使用方法って?
使用方法は至ってシンプルで、スイッチをオンにし鼻の中でクルクルと回すだけ。駆動中に刃が肌に触れることはないため、皮膚を切る心配はまずありません。
カットした毛を吸い込み不快感を軽減!使用後は丸洗いもOK
ER-GN70の特徴でもある「吸引機能」と「本体まるごと水洗い」。従来モデルのER-GN50に比べ約10%吸引力がアップしており、さらに刃を取り外さず毛くずを洗い流せる仕組みになっています。
吸引機能は内部に搭載されたファンによるもの。排気口を指で塞いでしまうと吸引力が落ちてしまうため注意したい。
吸引した毛くずは内部に溜まっていきます。「吸引力が落ちてきたかな?」と感じたら、洗浄切り替えリングに合わせ水を流し込むことでフィルターを掃除することができます。
もっと徹底的に掃除したい場合は、それぞれのパーツを分解することも可能です。
画像は毛くずを受け止めるフィルター部分。この部分が目詰まりすると吸引力も落ちてくるため、定期的にお手入れしたいところ。流水で落ちない場合は、付属のブラシを使って汚れを落としましょう。
「デュアルエッジ刃」が奥から伸びた鼻毛もしっかりとカット
Panasonicの鼻毛カッターが他社に比べて優秀なのは、刃の形状にも現れています。一般的な鼻毛カッターが横方向に対してアプローチするのに対し、Panasonicの鼻毛カッターは「横と上」からアプローチ。
デュアルエッジ刃と呼ばれる「天面エッジ」・「横エッジ」の2方向で、奥から伸びた毛をしっかりとカットしていきます。
刃の上部分でカットできるため、一本だけピョロっと伸びた鼻毛もピンポイントでカットしやすい。
ちなみに刃の寿命は約3年ほど。取り替え用の刃も販売されており、型番はER9972-Kとなります。
ER-GN70、ER-GN50、ER-GN30、ER-GN10の違い
Panasonicから発売されているエチケットカッターの各モデルの違いは以下の通り。(刃は全て共通のER9972-K)
「吸引機能」と「スマート洗浄機能」が最上位モデルER-GN70に搭載されているのに対し、ER-GN50は吸引機能のみ、ER-GN30はスマート洗浄機能のみとなります。
最も価格の安いER-GN10は吸引機能・スマート洗浄機能ともに搭載されておらず、防水性能も無いため注意したいところ。
駆動する様子を撮影してみました。ER-GN70のモータートルクはER-GN50と比較しても1.2倍と非常にパワフル。カット時に毛の引っ掛かりが心配という人も安心して使用できるかと思います。(駆動音もかなり抑えられている印象)
4つのモデルの大きさを比較してみるとER-GN70が縦に最も長く、ER-GN50は幅が大きめ。ER-GN30はER-GN70に似たカーブ形状で、ER-GN10は直立した形状であり最もコンパクトです。
吸引機能を持つER-GN50の場合、本体の背面に二箇所の排気口があるため、空気の流れを塞がないように気をつける必要があります。(画像では小指が立っている・・・笑)
ER-GN70は刃の真下にのみ排気口があるため、しっかりと握っても空気の流れを妨げることはありません。カーブした本体形状は、握った時にヘッドが顔方向に自然と向くため、非常に使いやすい。
スマート洗浄機能、吸引機能など従来モデルの良いところを全て詰め込んだ、まさに最強の鼻毛カッター ER-GN70。
筆者は購入して二ヶ月ほど使用していますが、不満点は今のところ見当たりません。(強いて挙げるなら単4電池が2本必要なことくらいですが、エネループを活用すれば大した問題ではないでしょう)
旅行や出張など持ち運ぶ機会が多い方は軽量でコンパクトな下位モデルも便利ですが、自宅での使用がメインの方には上位モデルをおすすめしたいです。
毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。