清潔感のあるヒゲを目指すならヒゲトリマーがおすすめ!フィリップスQT4022Nを使用した感想・製品レビュー
2015/03/31
▼目次
QT4022Nは生産終了となりました。最新モデルはPHILIPS ヒゲトリマーの性能比較表を御覧ください。
伸ばした髭を整えよう!フィリップスのヒゲトリマー「QT4022N」を購入。
PHILIPS(フィリップス)から発売されているヒゲトリマー「QT4022N」。価格も抑えめで評価も高く、以前から気になっていた製品です。
最近ちょこっと顎ひげや口ひげだけを残してみたり、色んな髭スタイルで遊んでいるのですが、クシとハサミで髭の手入れをするのは時間が掛かって面倒。そこで、電動のヒゲトリマーがあれば便利ではないかと思い購入してみました。しばらく使い込んでみたので簡単に感想を書こうかと思います。
QT4022Nの付属品は以下の通りです。
・取扱説明書
・ACアダプター
・コーム
・掃除用ブラシ
ちなみにACアダプターの型番はHQ8505。フィリップスの回転式シェーバーの多くと互換性があるようですので、回転式シェーバーを使用している身としては嬉しいところ。
自動研磨システムによりオイル差しも不要ですので、買い足す必要はありません。保管や持ち運び用のポーチが付属しないのはちょっと惜しいポイントでしょうか。
【備考】QT4013/15やQT4005というモデルとは何が違うの?
今回購入した赤いモデルの「QT4022N」は防水仕様で本体をまるごと水洗いできますが、黒い方のモデルQT4013/15とQT4005は洗えるのは刃とコーム部分のみになります。また、QT4013/15はダイヤモンド状炭素コーティング刃を採用していますが、QT4013/15とQT4005は、それぞれチタンコーティング刃とステンレス刃になります。
また、充電時間の違いもあります。
・QT4022N→急速充電が可能で1時間充電で60分の使用が可能
・QT4013/15→急速充電が可能で1時間充電で60分の使用が可能
・QT4005→充電に8時間、使用時間は45分
そもそもヒゲトリマーとは?電気シェーバーとの違いは?
そもそも「ヒゲトリマーって何?」という人もいるかもしれませんね。毎日髭を剃る道具である電気シェーバーを使用したことがある人に比べれば、ヒゲトリマーを使用したことがある人は少ないと思います。
ヒゲをすっきり剃ってしまうのも良いですが、最近はオシャレ髭を生やしている方もよく見かけます。会社では髭が禁止されていると、なかなか髭を生やしたりは出来ないかもしれませんが、休日などは敢えて剃らずに無精髭にしている方もいることでしょう。職業によってはヒゲがOKだったりする場合もありますね。
ですが、ただヒゲを伸ばして放ったらかしにしておくと「汚らしい」なんて思われたりすることも・・・。
そこで、ヒゲトリマーを使えばヒゲを全部剃ってしまうことなく、自分の好きな長さのヒゲにできてしまうんです。電気シェーバーは基本的に短い髭を剃り上げる用途ですが、ヒゲトリマーはある程度の長さの髭を刈り揃えるためのものです。ヒゲ専用のバリカンのようなものとイメージしてもらえば分かりやすいかと思います。
グッドデザイン賞受賞のお洒落な赤いヒゲトリマー
「QT4022N」は、2011年グッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会)受賞モデル。黒や白のトリマーが多い中、赤い配色というのは結構珍しいです。
カラーリングは好みが別れるところですが、派手な赤ではなく落ち着いた色なのでどの年齢層の方が持っていても違和感は無いと思います。個人的には、電気シェーバーや電動歯ブラシなど様々な家電が洗面所に置いてあるので、ぱっと見つけやすい配色は助かります。
側面はラバー加工になっており、お風呂場などで使用しても滑りにくい仕様。グリップ感も良く、コームを調節するダイヤルも親指1つでスムーズに回転します。
ダイヤルをカチカチっと回すことで、自分の好きな長さに調節することができます。
思い通りの長さに無精ヒゲをデザインし、清潔感を手に入れよう!
無精ヒゲでもしっかり手入れされた無精ひげと、ただ放ったらかした無精ひげでは印象はまったく違います。伸ばしっぱなしヒゲは、何本かちょろっと伸びていたりくせ毛っぽくなってだらしない印象ですが、長さが均一に整えられたヒゲはスッキリとした印象があります。
私は、口ひげを2mm、アゴひげを3mmにしてカットしてみましたが、いままでハサミでチョキチョキと手入れしていた仕上がりとは全く清潔感が違って驚きました。やはりトリマーで均一に長さが揃うことで、グッとシャープな顔立ちになった気がします。
人によって、どの程度の長さにカットすれば似合うかは髪型などとの兼ね合いもあって異なるかと思います。このQT4022Nは取扱説明書にも記載されていますが、0.5㎜幅で20段階の長さ調節ができるため様々なヒゲスタイルに対応できます。
ダイヤルを回すことでコームが上下し、仕上がりの長さを調節。ダイヤルの感触は非常にスムーズで、回しやすい作りです。またコームがガードするため肌に直接刃が触れることもありません。
最も短い長さで、0.5mm。最も長くすると10mmです。カットする場所によって長さを調節できますので、まず長めでカットしてみて気に入らなかったらもう少し短くといったこともできます。
モミアゲなどをカットする場合も初めは長めに設定して様子をみるのが良いでしょう。
切れ味のが良く耐久性の高い「ダイヤモンド状炭素コーティング刃」を採用
QT4022Nには「ダイヤモンド状炭素コーティング刃」と呼ばれる刃が採用されています。QT4022Nより安いモデルにQT4005というヒゲトリマーがありますが、こちらは通常のステンレス刃。
切れ味の悪くなったステンレス刃だと、ヒゲが引っかかってしまったり肌が引っ張られ不快な思いをすることがありますがQT4022Nはスパスパと気持よくヒゲをカットしていくので、引っかかりはほとんど感じられませんでした。
ちなみにPHILIPSによるとダイヤモンド状炭素コーティング刃はステンレス刃より耐久性も高いとされています。自動研磨システムにより刃も研がれるため、面倒なオイル注しが不要なのも嬉しいポイントです。
充電表示ランプ
充電池の状態はお尻の差込口にあるランプで知らせてくれます。満充電時には緑色で点灯→残量が少なくなるとオレンジ色で点滅。充電中は緑色で点滅します。
充電交流式なのでアダプターで給電しながらも使用可能です。(感電防止のためお風呂場などでは給電禁止)
防水加工でメンテナンスも手軽
QT4022Nは防水仕様IPX7*基準をクリアしているため、本体丸洗いが可能です。シャワーなどでヒゲくずなども洗い流せるのでお手入れが簡単です。*(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の侵入がない)検査をクリア
ヘッド部分は開閉式になっており、溜まったヒゲくずなどはブラシなどで掃除することができます。
ヒゲトリマーを使用することで、口ひげは1mm程度に短く、あごひげは3mmほど伸ばして面長効果を狙うなんてことも可能ですよね。さらに、使い方に慣れてくればモミアゲやツーブロックといった簡単なヘアーカットならできると思います。
本体のデザインも良くレビューも高評価。気になる方は是非チェックしてみてください。
毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。