高校生こそ電気シェーバーを使うべき理由と初心者にオススメのモデル
2016/01/08
▼目次
高校生くらいになると男性ホルモンの分泌も増え、骨格や筋肉が成長するとともに髭や体毛なども濃くなってきます。個人差はありますが髭剃りの習慣も身につけ始める時期です。
成長期にはニキビなどもできやすいため、安全剃刀(T時カミソリ)などで髭を剃ろうとしてニキビを潰してしまったり、「肌が赤くなってしまった」「ヒリヒリする」なんて経験があるのではないでしょうか?
T時カミソリでニキビを避けながら剃るのは難しく出血などもしやすいため、肌がデリケートな時期は刺激の少ない電気シェーバーがおすすめです。
なぜカミソリより電気シェーバーのほうが肌に優しいの?
真っ赤になった肌のままだと、学校へ行くのも友達と顔を合わすのも億劫になってしまいますよね。T字カミソリは肌に直接的に刃をあてながら剃るため、どうしても肌へのダメージは大きくなりがちです。
ジェルや泡などを使い滑りを滑らかにすることである程度のダメージは減らせますが、どんなに注意していてもニキビなどの吹き出物を剃り落としてしまったりします。
また、髭剃り習慣が付き初めの頃はカミソリの動かし方も慣れていないため、横滑りさせて皮膚を切ってしまったり、力を入れすぎてヒリヒリしたりすることも多いはず。
電気シェーバーは刃が直接肌に触れないから安心!
電気シェーバーの場合、外刃と内刃という二重の構造になっており、外刃(編み編み部分)のホールでとらえた髭を内刃がカットする仕組みです。
少しわかりにくいかもしれませんが、下のイメージ画像を見てください。
電気シェーバーが髭をカットするイメージ
外刃は肌に当たっている部分で、髭をカットしているのが内刃です。
鋭い内刃は直接肌に触れることがないため、T字カミソリのように肌を切ってしまう心配はありません。肌へのダメージ量が圧倒的に少ないため、デリケートな時期は電気シェーバーのほうが適しているのです。
ニキビ周りの髭の場合も、肌からすこし浮かすような形で押し付けずに剃っていきます。もし化膿していたりした場合は、その周辺だけフェイスシェーバーなどで細かく処理する方法もあります。ニキビは跡になりやすいため、決してカミソリで切り潰したりしてはいけません。
「高校生なのに電気シェーバーを使うの?」なんて思われるかもしれませんが、昔の電気シェーバーのオヤジ臭いイメージと違って、今の電気シェーバーは細身でスタイリッシュなデザインもあるため若者が持っていても全く違和感はありません。
コストパフォーマンスに優れたラムダッシュ3枚刃は学生にも人気
特にパナソニックのラムダッシュシリーズは、カラーリングも豊富で若者を意識したモデルがあり人気です。
昔の野暮ったい電気シェーバーのイメージは消えており、洗練されたミニマムデザインは洗面所に置いても違和感がありません。
また、お風呂剃りにも対応しており、まるごと水洗いでメンテナンスが手軽なのも嬉しいポイント。
【さらに詳しくはこちら】販売価格は約8,000円程度~。Amazonや楽天などの通販サイトでも購入可能です。
しかし、T時カミソリは1000円程度で手軽に買うことができるため、「周りの友達もT時カミソリだから」「電気シェーバーは高いから」といった理由からT時カミソリを使用している高校生は多いと思います。
ですが、1個数百円するT字カミソリの替刃を考慮すると意外にも電気シェーバーのほうが維持費は安く上がることをご存知でしたか?
電気シェーバーの維持費はT字カミソリより安い!?
たしかに電気シェーバーは数千円から数万円まで値段の幅が大きく、初期導入コストはT字カミソリに比べて高いです。
ですが、T字カミソリの替刃価格を考慮すれば、実はそこまで変わらないor安くあがるケースが多いです。電気シェーバーの刃は通常1年半~2年程度は持つため、T字カミソリのように2週間ごとに刃を交換する必要はありません。
メンテナンスもハンドソープ等で水洗いし乾燥をこまめにすることを意識すれば常に清潔な状態で髭を剃れますし、電気代も毎日充電したとして一ヶ月に10円も行きませんので気にするほどの維持費ではありません。
T字カミソリと電気シェーバーの維持費を比較した記事があるので、もし興味があれば参考までに読んでみてください。
【さらに詳しくはこちら】電気シェーバーと安全カミソリ使用者の肌は将来的に異なってくる!?
高校生のうちは将来の自分の肌なんて特に気にしないかもしれません。
女子であれば、将来ニキビ跡やソバカスが残るのを気にして丁寧にケアしたりしますが、高校生男子が将来40代、50代になった時の肌を想像することはあまり多く無いかと思います。
ですが、実は「T字カミソリを使用し続けた肌」と「電気シェーバーを使用し続けた肌」では将来的に肌の質やハリ、色素沈着などの見た目の印象がだいぶ異なってくるのです。
パナソニック株式会社からの委託で、フジテレビの美容・健康科学研究室が「電気シェーバ、安全カミソリいずれかのみでヒゲ剃りをしている男性の肌を調査」したレポートによれば、T字カミソリを使用し続けた男性の肌は電気シェーバー使用者に比べると肌の状態が良くありません。
T字カミソリ使用後は毛穴周り全体が丸く削られるような角質の損傷も多く、それが20年、30年、40年と続けば次第に赤黒く色素沈着していく原因となります。
一方、電気シェーバーの場合は皮膚へのダメージは少なく、肌老化を抑えられたという優位な結果となっています。
特に10代のうちはニキビや吹き出物などを刺激してしまうため、それを切り落としたり潰してしまうと一生残る跡にもなりかねません。
肌に優しいヒゲ剃り方法・スキンケアの習慣として電気シェーバーを使うことは将来的に健やかな肌を保つことにも繋がります。
どんなモデルを買えばいいの?高校生におすすめの電気シェーバーは?
高校生ともなれば、大人が使用する一般的な電気シェーバーで何ら問題はありません。もし、そこまでヒゲは濃くない(産毛程度)という人はフェイスシェーバーなどを使用するのが良いでしょう。
手で触るとジョリジョリする程度に濃くなっている人は、往復式と呼ばれる電気シェーバーもおすすめです。
深剃りが得意で、素早く剃り上げることができます。往復式シェーバーはBRAUN、パナソニック、日立などのメーカーが販売しています。
BRAUNならばシリーズ3などのエントリーモデル、パナソニックなら前述したラムダッシュ3枚刃シリーズなどが比較的安く入手可能です。
【BRAUNシリーズ3】4枚刃、5枚刃と刃が多くなるにつれ値段も高くなりますが、成長期に数万円するハイエンドモデルを買う必要はそこまで無いかと思います。もちろん価格が高くなるにつれ「自動充電洗浄器」が付属していたり、早剃り・深剃り性能が優秀になっていきます。
ですが、社会人のようにポンっと数万円のシェーバーを買うのも非現実的。大人になると時間とコストを天秤にかけ始めます。数秒でも出社時間前のコーヒータイムを確保したくなったらハイエンドモデルを購入しましょう。
高校生~大学生にかけては大体5000円~1万円あたりのモデルが狙いどころです。その中でも防水モデルが、サッと丸ごと水洗いできるためオススメ。お風呂場での使用も可能です。
また、肌が弱い人はPHILIPSの回転式と呼ばれる電気シェーバーも検討しましょう。往復式シェーバーに比べ深剃り性能が劣りますが、肌へは圧倒的に優しく剃ることが出来ます。
【PHILIPS 回転式シェーバー】↓価格帯で選ぶならこちらのページ!↓
小遣いじゃ電気シェーバーなんて買えない!
バイトが許可されている人ならまだ良いですが、一般的に高校生が1万円程度の電気シェーバーを購入するのはちょっと苦しいはず。
かといって、「わざわざ貯金してまで買うのは・・・」、「ゲームソフトとかカラオケとか色々出費があるし、小遣いが足りない」という人はいっそ、親に相談してしまいましょう。
身だしなみを整えるための必要なものであれば、購入資金を支援してくれるかもしれません。こればかりは、家庭環境や親御さんの考え方次第なので絶対とは言い切れませんが・・・。
しかし、髭剃りの重要さは大人が一番分かっています。「肌が赤くなる」、「ヒリヒリしてつらい」ということを伝えて、その上で電気シェーバーのほうが肌にやさしく経済的だと理解してもらいましょう。
もし電気シェーバーを使用しているお父さんがいれば、味方に付けるのもアリかもしれません。同じ男ですから、同様の悩みはお父さんも抱えていたはず。
高校生に電気シェーバーなんて早いと言われてもめげずに説得してみましょう。私が学生のころは仕方なくT字カミソリを使用したりしていましたが、今思えば肌トラブルが尽きなく非常に後悔しています。
スキンケアも忘れずに
髭を優しく剃るメリットがある電気シェーバーですが、肌への負担が0というわけではありません。
シェービング前に刃の滑りを良くするプレシェーブローションの使用や、ひげ剃り後しっかりと肌を保湿ケアしてあげることで、余計な肌トラブルを抱えるリスクを減らすことができます。
【おすすめの男性用スキンケアコスメ】ニキビなどを悪化させないようしっかりケアしながら、うまくシェービングと付き合っていきましょう。
毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。