PHILIPSシェーバー 7000シリーズの性能比較表(2015-2016-2018年モデル)
▼目次
日本の男性において「自分は敏感肌だ」と感じている人はおよそ半数いると言われており、敏感肌特有の悩みに着目して開発されたPHILIPS 7000シリーズはその層を狙い撃ちするモデル。
2014年にフラッグシップモデルとして登場したPHILIPS 9000シリーズは「回転式は深剃りが苦手」というイメージを覆すダブルVトラック刃の採用や、輪郭検知テクノロジーと呼ばれるヘッド可動域の強化が大きな特徴でした。
一方で2015年秋に後発として投入された7000シリーズは、9000シリーズの深剃り性能を継承しながらも「肌へのやさしさ」を徹底的に追求した電気シェーバー。
カミソリや往復式シェーバーではヒリヒリしたり赤くなってしまう・・・といった敏感肌に悩める男性にお勧めのプロダクトです。
敏感肌に優しいシェーバー「PHILIPS 7000シリーズ」の性能比較表
予算目安 1万円台~
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モデル名 | 7000シリーズ | 7000シリーズ |
型番:2015年 | S7310/26 | S7310/12 |
型番:2016年 | S7520/26 | S7520/12 |
型番:2018年 | S7560/26 | S7560/12※1 |
搭載刃 | ジェントルプレシジョン刃(SH70/51)※2 | |
シェービングシステム | 5方向ダイナミックフレックスヘッド | |
スキンコンフォートリング | ○ | ○ |
ウェット剃り | ○ | ○ |
スマートクリーンシステム | ○ | - |
電源方式 | 充電式 | |
電池の種類 | リチウムイオン(Li-ion) | |
充電時間 | 1時間 | |
使用可能時間 | 50分 | |
充電残量表示 | 1段階表示(2015年モデル) 3段階表示(2016年モデル) 3段階表示(2018年モデル) | |
本体質量 | 164g | |
収納ケース | 付属 | |
レビューと感想 (2018年モデル) | 取扱なし 感想 | レビュー 感想 |
※上記モデル共通機能
・海外仕様対応(AC100-240V)、お風呂剃り・まるごと水洗い対応
※1 販売ルートにより「S7561/12」という型番も流通していますが「S7560/12」と同等品です。
※2 2018年モデルはジェントルプレシジョンプロ刃(SH70/61)に仕様変更されています。
2015年~2018年モデルの違い
【2015→2016モデルの変更点】
①充電残量表示→1段階から3段階に変更。
②付属品としてスタンドが追加。
【2017年モデル】の発表は無し。
【2016→2018モデルの変更点】
①スタンドの付属がなくなりました。
②搭載刃が「ジェントルプレシジョン刃」から「ジェントルプレシジョンプロ刃」に変更。
▶ジェントルプレシジョン刃「SH70/51」と、ジェントルプレシジョンプロ刃「SH70/61」の違い
7000シリーズの主な特徴
スキンコンフォートリング | シェービングヘッドに施されたビーズコーティングで肌との摩擦を低減。 |
5方向ダイナミックフレックスヘッド | 5方向に動くシェービングヘッドが顔の輪郭に隙間なく密着。 |
ジェントルプレシジョン刃 | 肌あたりよく調整された外刃とヒゲを根元から引き上げる内刃により、やさしい肌あたりを両立。 |
お風呂シェービング | IPX7基準をクリアした防水性能により、お風呂でのシェービングが可能。 |
スマートクリーンシステム | 本体をセットしボタンを押すだけで、充電・洗浄・潤滑化まで完了。 |
肌への優しさのワケは「スキンコンフォートリング」と「5方向ダイナミックフレックスヘッド」の搭載
「PHILIPS史上、最も肌に優しい」のキャッチコピーで発売された7000シリーズ。
その特徴としては、9000シリーズや5000シリーズなど他のPHILIPSシェーバーにはみられない独自の「スキンコンフォートリング」や、5方向100°に可動する「5方向ダイナミックフレックスヘッド」の搭載が挙げられます。
●スキンコンフォートリングが肌との摩擦を軽減
7000シリーズ最大の特徴とも言える「スキンコンフォートリング」は、シェービングヘッドの表面に細かなビーズコーティングを施し、肌との摩擦を軽減するというもの。
電気シェーバーはその構造上どうしてもヘッドと肌の間で摩擦が起きるため、「ヒリヒリ」したり「赤くなる」といったトラブルを起こしがち。7000シリーズは細かなビーズにより肌との接地面積を抑え、肌へ過度な摩擦を掛けない優しいシェービングを可能にしています。
●5方向ダイナミックフレックスヘッド採用で肌にしっかり密着
PHILIPSの回転式シェーバーは上位モデルからエントリーモデルまで(携帯式除く)、現行機種の殆どが3つ目ヘッドを採用。その中でシェービングヘッドの5方向可動を搭載するのは5000シリーズと7000シリーズだけ。(最上位モデルである9000シリーズは8方向可動となっています)
シェービングヘッドが大きく可動することで凹凸の激しいアゴ下や喉仏などに刃が追従しやすく、肌に密着させながら剃ることができます。
■9000シリーズと7000シリーズにおけるヘッド可動域の違い
最上位モデルPHILIPS 9000シリーズとのヘッド構造の違いは外刃の浮き沈みが無い点。
外刃の浮き沈みがある分、凹凸の多い場所での密着性は9000シリーズに優位性がありますが、PHILIPSの旧最上位モデルにあたるセンソタッチ3D(生産終了品)が5方向可動だったことを考えると、7000シリーズの5方向可動も十分優秀と言えます。
■皮膚科医の調査結果からも実証された「フィリップス史上最高の肌へのやさしさ」
皮膚科学の第三者調査機関*による皮膚科医のテスト結果において、PHILIPSシェーバー製品内では7000シリーズが最も敏感肌にやさしいと実証されました。*中立的な立場からチェックに関与,検査し性能の透明性を確保する組織
【関連URL】PHILIPS公式サイト
●お風呂剃りに対応し、より肌に優しいシェービングが可能に
いまやドライ剃りだけでなく、シェービングフォームやジェルを用いてのウェット剃り(お風呂剃り)も主流となりました。その需要の増加により、各メーカーが対応シェーバーを次々と発売。
その中でも7000シリーズは「水深1メートルに30分間浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がないこと」が確認されたIPX7基準クリア済みの防水設計モデル。
ウェット剃り(お風呂剃り)最大のメリットは、ドライ剃りに比べ肌へのダメージ量をぐっと抑えることができる点。7000シリーズは「スキンコンフォートリング」の搭載により他モデルに比べ肌との摩擦が軽減されていますが、シェービングフォームなどを用いることでさらにワンランク上の肌に優しいシェービングが可能になります。
シェーバー本体を水で丸洗い可能なのも嬉しいポイント。浴室で剃り終えた後はシャワーでヒゲくずを洗い流すことができるため、日頃のメンテナンスも手軽に行えます。
また、PHILIPSの回転式シェーバーは「自動研磨システム」と呼ばれる回転するたびに内刃が磨かれる刃の仕組みを採用しているため、往復式シェーバーのように「水洗い後にオイルを差す」という行程も不要です。
●別売りのアタッチメントで使い方も自由自在
7000シリーズは「スマートクリック」と呼ばれるヘッドチェンジが可能なモデル。ワンタッチで様々なアタッチメントを取り付ける事ができます。
どの型番も着脱式のトリマーが付属。長く伸びた口ヒゲやモミアゲなどの手入れに使用できます。
付属するトリマーの他に、ヒゲスタイラーや洗顔ブラシなど別売りアタッチメントを取り付けることも可能です。
洗顔ブラシは毛穴の汚れを落としたり、皮脂によるテカリを抑える用途に。ヒゲスタイラーは残したいヒゲの長さを揃えるヒゲトリマーとして活躍します。
※ヒゲスタイラーや洗顔ブラシは別売りされているため、必要に応じて買い足すことができます。
※アタッチメントはそれぞれ、9000、5000シリーズ等と共通型番。買い替えの際や、旧スマートクリック対応モデルの付属品も流用することができます。
▶PHILIPSシェーバー | スマートクリック用アタッチメントの一覧
「スマートクリーンシステム(自動洗浄充電器)」の付属有無
PHILIPS7000シリーズは、各年(2015/2016/2018)とも2モデルごとの展開ですが、両モデルの違いは「自動洗浄充電器(スマートクリーンシステム)」の付属の有無のみです。
自動洗浄充電器はシェーバー本体をセットしボタンを押すだけで、洗浄、潤滑化、充電までオートで完了。
洗浄液カートリッジは二重のフィルター構造になっており細かいヒゲくずや皮脂汚れ、ウェット剃り時に付着したフォームやジェルなどをしっかりと洗浄します。また、洗浄液に含まれる潤滑剤の働きにより刃の摩擦を軽減し、シェーバーの剃り味を長く維持する効果もあります。
洗浄液カートリッジは約3ヶ月の使用が可能*。*ヒゲの量や汚れ具合、使用頻度により個人差があります。
1個あたりの価格は約1000円弱であり、月のコストに換算すると約300円ほど。(対応する洗浄液カートリッジの型番はJC302/51となります)
電気シェーバーは洗わずに放置してしまうと雑菌が繁殖し、ニキビなど肌トラブルの原因になりがち。
使用する度に水洗いするのは面倒・・・といった人や、いちいちプラグをさして充電するのが億劫な方は自動洗浄充電器が付属したモデルの購入をお勧めします。
【製品ラインナップ】S7310/26・S7310/12・S7520/26・S7520/12・S7560/26・S7561/12
2018年モデル | 2016年モデル | 2015年モデル | |||
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7000シリーズ S7560/26 | 7000シリーズ S7561/12 | 7000シリーズ S7520/26 | 7000シリーズ S7520/12 | 7000シリーズ S7310/26 | 7000シリーズ S7310/12 |
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【関連リンク】
・株式会社フィリップス・ジャパン
・Philips Youtubeチャンネル
*内容は新製品発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。