Philips(フィリップス)ヘアーカッターの性能比較表
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Philips(フィリップス)のヘアカッター HC9450/15・HC7460/15・HC5440/15・HC3420/15・HC3410/15の性能比較表
モデル名 | HC9450/15 | HC7460/15 | HC5440/15 | HC3420/15 | HC3410/15 |
刃の種類 | チタニウム刃 | ステンレス刃 | ステンレス刃 | ステンレス刃 | ステンレス刃 |
カット対応長さ | 0.5~42mm | 0.5~42mm | 0.5~23mm | 0.5~23mm | 0.5~23mm |
長さ選択 | デジタルスワイプ | コントロールボタン | ダイアル式 | ||
電動可動式コーム | ○ | ○ | - | - | - |
アタッチメント | 3種類のコーム | 1種類のコーム | 1種類のコーム | 1種類のコーム | |
電源方式 | 充電交流式 | 充電交流式 | 交流式 | ||
充電時間 | 1時間 | 1時間 | 8時間 | 8時間 | - |
使用時間 | 約120分 | 約120分 | 約75分 | 約60分 | - |
充電池の種類 | リチウムイオン | リチウムイオン | ニッケル水素 | ニッケル水素 | - |
レビューと感想 | レビュー 感想 | レビュー 感想 | レビュー 感想 | レビュー 感想 | レビュー 感想 |
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セルフカッターは理想の髪型を簡単にデザインできる優れもの
フィリップスのセルフカッターは、細かな長さ調節が可能。カットしたい場所に沿わせるだけで簡単手軽に髪型をデザインすることができます。従来のバリカンとは異なり、自由自在に緻密なヘアーカットが可能。床屋に行くことなく自分の手で自然な髪型に仕上げることができる嬉しい機能が満載です。
■フィリップスからは、180°にヘッドが回転するタイプのヘアーカッターも発売されています。コームが短めですのでセルフで坊主カットにしたい場合はこちらのほうが適しています。
ミリ単位で調節できるコーム
可動式のコームにより、好みの長さに合わせて細かく調節できます。場所によって長さを調節しグラデーションをつけたり、髪の量感をしっかりと調整できるのでナチュラルな仕上がりに。
自宅でも自然な2ブロックやグラデーションをつくることが可能
サイドやバックで長さの異なるコームを使用することで、ナチュラルな仕上がりになります。動画で使用しているダッカール(髪留め)やヘアーエプロンがあると便利なので準備しておきましょう。
モデルごとの違い
フィリップスのヘアーカッターは5モデル展開ですが、機種ごとに違いがあります。自分の用途や予算に合わせて最適なものを選びましょう。
コントロールボタンの違い
長さを調節するコントロールボタンですが、最上位モデルのHC9450/15のみ「デジタルスワイプ」を採用しています。スマートフォンの画面のようにタッチ操作ができるのが特徴。HC7460/15は「△と▽」の2ボタンで長さ調節、その他のモデルはダイヤルを回して調節します。
カット対応長さと付属コームの違い
最上位モデルのHC9450/15とそれに次ぐHC7460/15には3種類のコームが付属。前者は0.1mmごとに411段階で1mm~42mmまで対応。後者は1mm~7mmまでは0.2mm単位、それ以上は1mm単位で66段階となります。
HC9450/15 | HC7460/15 |
411段階 | 66段階 |
0.1mm単位 | 0.2~1mm単位 |
その他のモデルの長さ調節は以下の通りです。場所によって細かく調節したい場合やある程度長さを残したい人は、42mmまで対応した上記の2モデル、2ブロックのメンテナンスや坊主カットにしか使用しないという人は下位モデルでも十分でしょう。
HC5440/15→1mmから23mmまで1mmごとに23段階
HC3420/15→1mmから23mmまで2mmごとに12段階
HC3410/15→1mmから23mmまで2mmごとに12段階
バッテリーの違い(リチウムイオンとニッケル水素)
HC9450/15とHC7460/15の内蔵バッテリーがリチウムイオン電池(Li-Ion)なのに対し、HC5440/15とHC3420/15は比較的コストの安いニッケル水素電池(Ni-MH)を内蔵しています。一般的にニッケル水素電池の欠点として自己放電によるバッテリー容量低下や、継ぎ足し充電により本来の充電容量が低下してしまう「メモリー効果」があげられます。また、重量もリチウムイオン電池に比べ重いです。
自己放電とは?
バッテリーは使用しなくても、時間の経過と共に徐々に充電された電気を放電します。ニッカド電池>ニッケル水素電池>リチウムイオン電池の順に自己放電率は高くなります。
メモリー効果とは?
バッテリー容量がある程度残っている状態で放電を止め継ぎ足し充電を行うと、継ぎ足し始めた付近の容量を記憶(メモリー)するようになります。その後、使用し容量付近までくると電圧が低く推移しパワー不足に陥ることがあります。この現象がメモリー効果と呼ばれています。
リチウムイオン電池は自己放電(使用していないときに電池が減ること)やメモリー効果が、ほとんど無視できるレベルです。その分コストが高く、安価なモデルには搭載されません。
リチウムイオン電池 | ニッケル水素電池 | |
重量 | 軽い | 重い |
メモリー効果 | ほとんどない | ある |
自己放電 | ほとんどない | ある |
コスト | 高い | 安い |
ニッケル水素電池を内蔵するメリットは、残念ながらコストを抑えられる以外にありません。もし長く愛用したいのであれば予算と相談し、リチウムイオン電池内蔵のHC9450/15とHC7460/15がおすすめ。もしくは、コードレスでなくても構わないという人はHC3410/15という選択肢もあります。ただし、コード式だとセルフカット中に煩わしいと感じる場合もあるので注意が必要です。
搭載される刃の違い
チタニウム刃 | ステンレス刃 |
耐食性に優れ、錆びにくい。 | 強度が高く、切れ味も良い。 |
刃の種類が「チタニウム刃」と「ステンレス刃」の二種類があります。フィリップスのヘアーカッターでチタンを採用しているのは、最上位モデルのHC9450/15だけです。
チタニウム刃のメリットとしては、錆びにくい・切れ味が長持ちなどがあげられます。デメリットとしては、衝撃や固い物質などが挟まるとスレンレス刃に比べ刃こぼれしやすいという特徴もありますが、ヘアーカッターとしての用途では落としたりしない限り、気になる短所にはなりません。
ステンレス刃は切れ味が落ちやすいのかと思われるかもしれませんが、フィリップス独自の「自動研磨システム」の採用により、切れ味は落ちにくくなっています。チタンほどではありませんが、ステンレス刃も錆びにくく、これといった欠点もありません。
しっかりとメンテナンスができる人は、どちらの刃が採用されているモデルを選ぶかはあまり深く気にしなくても良いかと思います。
また、チタニウム刃は金属アレルギーを起こしにくいとされています。ただし、どのモデルも実際に皮膚に接する部分はステンレスです。金属アレルギーの方は購入前に確認することをオススメします。
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【関連リンク】
・株式会社フィリップス・ジャパン
http://www.philips.co.jp/