接触不良で充電できないPanasonicシェーバーを無水エタノールで掃除してみました
2019/02/04
先日、Panasonicシェーバーの「ラムダッシュ 3枚刃 ES-ST29」が充電できなくなるトラブルに見舞われました。
この電気シェーバーは2015年頃に購入した後、一度バッテリー交換を行っています。
「充電できなくなるほど消耗するには早すぎるでしょ!」などと思いつつ、充電スタンドに何度か差し込むと、たまに充電ランプが点灯。
充電できたりできなかったりするのは端子の接触不良ではないかと疑いました。
接触の悪くなったシェーバー充電スタンド
画像がシェーバー側端子と充電スタンド端子。スタンドの両端を内側に手で抑えながら差し込んでみると充電ランプがつき、手を離すと消えてしまうため、やはり接触が悪くなっているようです。
接触不良といえば接点復活スプレー(KUREなど)も販売されていますが、オイル成分が残りホコリを吸い寄せてしまいますし、電流の流れる場所にはあまり使いたくないところ。
そこで、今回は基盤修理からシール剥がしなど、なにかと万能な無水エタノールを使用してみました。
無水エタノールで接点掃除
水分が含まれていないため錆びる心配もなく、薬剤が残らないため電気系統のメンテナンスには昔から欠かせない存在ですね。
500mlのボトルが一般的でちょっと量は多いですが、余ったら希釈して消毒スプレーも作れますし、機械のメンテから台所周りの油落としにも活躍してくれます。(引火性があるため使用・保管には十分注意してください)
数年前の記事ですが、消毒・殺菌効果についてはこちらのエントリーを参考になさっていただけると幸いです。
目で確認しにくい水垢やホコリ、油汚れなどが付着しているであろう充電端子。こちらを無水エタノールを染み込ませた綿棒で、端子をクルクルと磨いてあげます。(念の為、ACアダプターはコンセントから外して行ってください。)
もちろんティッシュや布でもOKですが、綿棒のほうが掃除しやすいです。
普段触れることが多く汚れやすい本体側の充電端子も、同じくクルクルごしごしと綺麗に掃除します。
接触不良が改善され無事に復活
端子を綺麗にして充電スタンドに差し込んでみると、一発で充電ランプが点灯しました!良かったよかった・・・。
その後もスムーズに充電が行えているので、やはり汚れによる接触不良が原因だったようです。端子にホコリや汚れがあると充電が不安定になりやすいため、普段から綺麗にしておきたいですね。
毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。