1万円台で購入できるお風呂剃り対応シェーバー｜PHILIPS・BRAUN・Panasonic

BRAUN、PHILIPS、パナソニックの3大メーカーには「お風呂剃り」に対応したモデルが存在します。T字カミソリと同じ感覚でジェルやシェービングフォームを使って剃ることが出来るため、浴室で髭を剃る習慣のある人には防水モデルがおすすめです。

「電気シェーバーを浴室で使用して大丈夫なの？」と思う方もいるかもしれません。ですが、お風呂剃り対応の電気シェーバーは全てIPX7基準をクリアしています。IPX7基準とは「水深1メートルに30分間浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がないこと」が確認できたという防水等級のこと。ですので、これらを満たしたシェーバーは安心して浴室での使用が可能です。

シャワーを浴びるついでに髭を剃るという行為は、髭が水分を含み柔らかくなることでシェービングの際の肌ダメージが軽減されるというメリットがあります。また、シェービングフォーム(泡)やジェルを使用することでヘッド部分と肌の摩擦が少なくなり、皮膚に優しく剃ることができます。

https://youtu.be/X1gCqiqsqew

髭が濃かったり固いという人や、ドライ剃りだとヒリツイたり肌荒れしてしまうという人は「お風呂剃り(ウェットシェービング)」は大変有効です。敏感肌でシェービングトラブルに悩まれている人は刃を直接肌にあてるT字カミソリではなく、お風呂剃り対応の電気シェーバーを使用することでヒリつき感は解消されるでしょう。

剃り終わった後はシャワーでシェーバー本体のヒゲくずを洗い流せるのでお手入れの手軽さも魅力です。また、シャワーを浴びることで毛穴も広がり「髭出し」の効果も得られるため、一般的にはドライ剃りよりもお風呂剃りのほうが深剃りはしやすくなります。

敏感肌だ、ヒゲが濃くて深剃りしたい、肌に優しくシェービングしたい、こういった悩みがあるのであればお風呂剃りシェーバーがおすすめです。

お風呂剃りシェーバーの需要は年々高まってきており、BRAUN、PHILIPS、パナソニックの3大メーカーからも「お風呂剃り対応モデル」が登場。パナソニックなどは『カミソリシェーバー』という謳い文句で3枚刃ラムダッシュを販売するなど、お風呂剃りシェーバーは多種多様です。

今回は、1万円台と比較的購入しやすい価格で手に入るお風呂剃り対応モデルの中から、3つのおすすめモデルをご紹介します。どれも、筆者が実際に使ってみて感じたポイントや、メリット・デメリットを交えてご紹介しますので、購入する際の参考にして頂ければ幸いです。

*あくまで筆者の主観(お風呂剃り使用時)での評価です。髭質や肌によって感じ方は個人差がありますのでご了承ください。

【BRAUN】お風呂剃り対応シェーバー「シリーズ5 5040s」

BRAUNの「シリーズ5 5040s」は同シリーズで唯一のお風呂剃り対応モデル。背面から覆われたラバー形状で滑りにくく、グリップ感が非常に良いです。ヘッドは肌のカーブに合わせて前後に可動。鼻下などを剃る時は前面のスイッチを上にスライドさせるだけでヘッドをロックできます。

往復式シェーバーならではのパワフルな剃り心地。深剃り性能は十分、ジェルやフォーム使用時は肌の負担も少なく非常にバランスの良い優秀なモデル。

シリーズ5 5040sの刃の形状

往復式3枚刃のシリーズ5は中央の「高速振動くせヒゲトリマー」が大きな特徴。左右に動くトリマー刃が、様々な方向に生えるヒゲを持ち上げ効率的に捉える仕組み。根本からしっかりとカットするため剃り残し少なく、素早く剃ることが可能です。

くせヒゲが多い、しっかりと深剃りしたいといった人にオススメのモデル。

BRAUNシリーズ5の性能比較表はこちら

【PHILIPS】肌に優しい回転式「7000シリーズ」はお風呂剃りにもオススメ

PHILIPSの「7000シリーズ」はお風呂剃り対応の回転式シェーバー。5方向にヘッドが自在に動くため、しっかりと肌へ密着させながら剃ることができます。こちらも背面はラバー素材。くびれを帯びたフォルムは人間工学に基いて設計された形状で手が濡れていても安心して握ることができ、グリップ感も○。

回転式シェーバーは往復式に比べ、肌への負担が少なく優しい剃り心地です。7000シリーズの刃は上位モデル(9000シリーズ)と同じ形状のため、剃り味も良く固いヒゲもスパスパとカット。ヒゲの引っかかりによる不快感などはありません。

7000シリーズの刃の形状

7000シリーズのシェービングヘッド(青い部分)には無数のビーズが埋め込まれており、肌との接触面積を減らすことで摩擦ダメージを減らしています。往復式シェーバーは何度も往復させていると次第に肌がヒリついてくるのですが、7000シリーズは肌当たりなめらかでヒリつきはほとんど感じません。ただし、シェービングスピードは往復式に比べ少し遅めです。

肌が弱い、敏感肌だという人にオススメのモデルです。

PHILIPS7000シリーズの性能比較表はこちら

【Panasonic】深剃りNo1.カミソリシェーバー「ラムダッシュ3枚刃 ES-ST8N」

Panasonicの「ラムダッシュ3枚刃 ES-ST8N」はカミソリシェーバーというコンセプトの製品で、その名の通りT字カミソリの使い心地に近い電気シェーバー。持ち方も独特で、T字カミソリのようにペングリップ持ちができるのが特徴です。顎下や喉仏など凹凸に合わせてスイングするヘッドで密着感も○。

ラムダッシュに搭載された高速リニアモーター駆動により、早剃り性能は抜群。また、刃先角度30°の鋭角な内刃で固いヒゲもスパっとカット。深剃り性能が優秀。

外刃フレームに泡やジェルを肌に届きやすくする加工(溝部分)がなされていたり、手のひらで洗顔フォームを泡立てる「泡メイキングモード」が搭載されるなど、お風呂剃りに特化したモデルともいえます。

ラムダッシュ3枚刃 ES-ST8Nの刃の形状

ラムダッシュES-ST8Nは往復式3枚刃。鍛造刃を採用することで切れ味は抜群に良く、ワンストロークあたりのカット量も多いです。回転するローラーが搭載されており、肌との滑りを良くし摩擦を軽減する役割があります。

深剃り性能が優秀な分、あまり押し付けすぎるとヒリついたりするため、しっかりとジェルやフォームなどで肌との摩擦面を無くしながら剃るのがコツ。

とにかく深剃りしたい、早剃りしたいという人や、T字カミソリに近い剃り心地を求める人におすすめのモデルです。

ラムダッシュ3枚刃シリーズの性能比較表はこちら

■選び方のポイント

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著者: 髭剃り俱楽部.com 管理人

毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。

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