【初心者向け】電気シェーバーの正しい使い方(剃り方)とコツを解説
2015/07/28
▼目次
往復式シェーバーの使い方
「往復式」とはBRAUNやPanasonic、日立のシェーバーが採用する駆動方式。左右に高速駆動する内刃と、沢山の孔が空いた外刃で挟み込むようにヒゲをカットしていきます。
往復式シェーバーは直線で剃っていくイメージ。シェーバーをしっかりと握り、肌に対して垂直(90度)になるようにヘッドをあて剃り進めていきましょう。
この時、あまり強く押し付けたり何度も往復させると肌を傷つける原因になります。刃のすべりが悪いと感じた場合は剃る前に▶プレシェービングローションを塗りましょう。パウダーの成分で肌がサラサラになり、シェーバーを滑らかに動かすことが出来ます。
また、アゴや喉仏など凹凸の多い箇所はもう一方の手で肌を軽く押し広げたり、引き伸ばすことでヒゲ出しを行いましょう。ヒゲ出しを行うことで根本から深剃りしやすくなります。
回転式シェーバーの使い方
「回転式」とはPHILIPSのシェーバーが採用する駆動方式。丸い刃のため全方位からヒゲを取り込みやすく、一度に剃れる面積も広いのが特徴的。
回転式シェーバーを使う際は、円を描くようにくるくると回しながら剃るのがコツ。大きなヘッドのため、鼻の下などはぐっと伸ばすと剃りやすくなります。
往復式シェーバーと同様、もう一方の手で肌を引き伸ばしながら剃っていきましょう。この際シェーバーを強く押し付けるのではなく軽く当てる程度の力で小さく回しながら剃っていきます。
喉仏などの凹凸部分は、顎を上げるようにして肌を伸ばしてあげましょう。
回転式シェーバーは往復式シェーバーに比べ、剃り方に慣れるまで時間を要します。滑りが悪く感じる場合には▶プレシェービングローションを使用しましょう。
ロータリー式シェーバーの使い方
「ロータリー式」とは日立のシェーバーが採用する駆動方式。ドラム状の内刃が一定方向に回転することでヒゲを捉える仕組みであり、往復式シェーバーのような断続的に停止するポイントがなく振動も少ないのが特徴的。
ロータリー式シェーバーは一定方向へのみ刃が回転し続けるため、基本的にはT字カミソリと同じ剃り方でOK。
シェーバーの背面から手前に向かって刃が回転していることを意識して剃り進めていきましょう。
髭が長く伸びている際は順剃り(毛の生えている方向へ)を行うのが効果的。順剃りで短くした後に逆剃りを行うことで肌への負担を最小限に深剃りすることができます。
肌に強く押し付けたり、逆剃りの進行方向だけで何度も擦り付けるとヒリツキの原因になるため注意しましょう。
【全機種共通】電気シェーバーで髭剃りを行う順番は?
①起床から15~30分後に剃る
起きた直後は顔がむくみ出血しやすく、ヒゲも毛穴に埋もれがち。優しく深剃りするには起床後15~30分後を目安に剃りましょう。
②洗顔料(ぬるま湯)で顔を洗う
睡眠中に付着したホコリや雑菌、分泌した汗や皮脂を洗い流しましょう。時間が無い場合はぬるま湯だけでも十分効果的です。
また、ウェット剃りに対応したシェーバーであれば洗顔料の泡をシェービングフォーム代わりにしてもOK。ヒゲは水分を含むことで柔らかくなりスムーズに剃りやすくなります。
おすすめ記事はこちら③プレシェービングローションを塗る
ドライ剃りの際に使用するプレシェービングローションはシェーバーの滑りを良くし、肌との摩擦を軽減する役割があります。
肌を引き締めヒゲを立たせる効果もあるため、短時間で深剃りしたい場合は積極的に使用するようにしましょう。
おすすめ記事はこちら④ゆっくりと逆剃りする
基本的に電気シェーバーは逆剃りが基本です。
外刃全体を垂直にあて、毛の流れとは逆方向にゆっくりと動かしましょう。
シェーバーをあまり早く動かすと網刃がヒゲをキャッチできずに、余計時間がかかってしまいます。また何度も往復させることは肌へのダメージにも繋がりますのでゆっくりと動かしていきましょう。
この際、シェーバーを持っていない方の手で肌を伸ばしてあげると、ヒゲが起き上がり根本から深剃りしやすくなります。
アゴ下や喉仏など凸凹のある部分も、なるべく皮膚を伸ばしてやることでシェーバーが本来の性能を発揮できます。
⑤モミアゲはキワゾリ刃(トリマー刃)で整える
シェーバーの背面にキワゾリ刃(トリマー刃)が搭載されているモデルはモミアゲなど長い毛を整えることができます。
あまり長いヒゲだとシェービング中に引っかかり痛い思いをすることもあるので、事前にキワゾリ刃で短く整えておくと良いでしょう。
⑥常温水で軽く顔を洗う
プレシェービングローションや肌に残ったヒゲくずなどを洗い流します。
この際、あまり冷え過ぎた水で洗うと肌が赤くなったり温度差によってかゆみを起こすタイプの人もいます。なるべく体温に近い温度の常温水で優しく洗い流しましょう。
また、タオルでゴシゴシと擦るように拭くのもNGです。シェービング後は少なからず肌が傷ついている状態ですので、優しく押さえるように水分を拭き取りましょう。
⑦アフターシェービングローションでスキンケアを行う
シェービングした後の肌をそのままにしておくとガサガサの肌になったり、逆に皮脂分泌過分でアブラ肌になってしまったりすることもあります。
アフターローションや化粧水・乳液などでしっかりと肌のコンディションを整えてあげましょう。
おすすめ記事はこちら毎年、各メーカーの最新モデルを複数購入しているシェーバーマニア。「深剃り向き」「敏感肌向き」「携帯向き」のおすすめのシェーバー、さらには「敢えておすすめしないモデル」まで解説します。最近のレビュー記事等はこちら。シェーバー選びの際は是非ご参考ください。