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BRAUNシリーズ5のお風呂剃りモデル「5040s」を実際に使用した感想・製品レビュー

  2015/04/07 


【後継モデルのご案内】
こちらの機種は生産終了となりました。

最新モデルはBRAUNシェーバー シリーズ5の性能比較表(「人工知能テクノロジー・4カットシステム」搭載モデル)を御覧ください。

5040s_top

ブラウンのシリーズ5唯一のウェット剃り対応モデル「5040s」を購入

BRAUN(ブラウン)から発売されているシリーズ5は3モデル展開。そのうち5090cc5030sはドライ剃りのみの充電交流式モデルですが「5040s」はお風呂剃り(ウェット剃り)に対応したモデルです。

公式サイトに「Braun shavers have a fully sealed body (IPX7 tested) 」の記述がある通り、IPX7基準*をクリアした防水性を兼ね備えています。

そのため、シェービングフォームやジェルなどを使用してお風呂やシャワーを浴びながら使用することが可能です。 ドライシェービングに比べウェット剃りは、肌へのダメージは少なくなるため敏感肌やヒゲの固い人にお薦めのシェービング方法です。
*(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の侵入がない)検査をクリア

5040sの付属品は以下の通りです。

・取扱説明書
・ACアダプター
・保護キャップ
・専用オイル
・掃除用ブラシ
・携帯ポーチ

毎日のシェービングやメンテナンスに必要なものは全て揃っています。シェービングオイルは量が少なめですので後で買い足す必要があるでしょう。ブラウンのシェーバーオイルは数百円程度です。

また、このモデルには自動洗浄器は付属しませんので、メンテナンス時には手洗いが必要になります。防水使用で丸ごと水洗いが可能なので、お風呂剃りした時などにシャワーでヒゲくずを洗い流しておくと楽です。

水洗い後には刃を長持ちさせるためにも、シェーバークリーナーやオイルなどで潤滑化を行いましょう。

カラーリングはブラックに水色の差し色。ラバーグリップは持ち心地よし。

braun5040s-review (14)

防水加工のモデルというコンセプトからか、差し色には水色が使われています。お風呂剃り用に2台目として持つ方もいるため、このカラーリングは目印になって便利かもしれません。

重量は230gとそこまで軽くも重くもない一般的な重量ですが、グリップ感が良いため腕や手首がだるくなってくることはありませんでした。

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側面から背面にかけてラバー加工が施されています。水気の多い場所やジェルなどを使用しても滑りにくくなっています。

背面のトリマーはスイッチを押しながら引き上げる仕様です。動きもスムーズで親指ひとつで上げ下げ可能。トリマーはモミアゲなど長い毛を処理する用途に使います。

5040sをウェット剃りで使用してみたファーストインプレッション

実際に5040sを入浴時に使ってみましたが、ジェルなどを使用することによりヘッドが滑らかに動くので、ドライシェービングに比べ摩擦抵抗が少なく剃った後のヒリヒリ感もありませんでした。また、ヒゲがやわらくなることでスパスパと内刃が処理してくれるやめ、肌が引っ張られるような不快感もありません。

今回、使用してみたジェルは「サクセス ウェット剃り専用シェーバージェル」です。ウェット専用というだけあってスムーズな剃り心地はもちろんアルコール臭なども少なく、優れた商品だと感じました。T字用のジェルなどでも代用は可能ですが、専用のジェルは粘度が高く液ダレしにくいですね。

もちろん汎用のシェービングフォームも使用可能です。

濃いヒゲもしっかり深剃りはできる。しかし、充電式であるが故のデメリットも有り。

ブラウンシリーズ5はシリーズ7,9に次ぐ位置づけのモデルで、ドイツで生産されています。

シリーズ3からは大きくコストダウンされており、製造国も中国になっています。シリーズ3とシリーズ5の比較に関して興味がある方は参考記事をどうそ。

braun5040s-review (27)

ヘッド形状はシリーズ7と似ており、くせヒゲを網刃がしっかりとキャッチし剃り上げるので剃り残しが少ないです。3枚刃ですが、ヘッドがしっかりと肌に密着する感覚があり、ひげの濃い私でも深剃りができました。

往復式ですので押し付けすぎるとヒリヒリするので注意が必要です。敏感肌の方はウェット剃りやプレシェーブローションを使用すると良いでしょう。

また、剃り心地もパワフル。モーターも旧機種より性能の良いパワードライブモーターが搭載されています。手への振動も多少はありますが、ラバーグリップがしっかりと手へ密着してくれるので気になるほどではありません。

DSCN1629

刃は「内刃」と「外刃」が一体型のカセット式。ヒゲくずを掃除する際は、刃を外して水洗いを行います。

ウェット剃り対応モデルのデメリット

しかし、ウェット剃り対応機種のデメリットとしてあげられることも多い充電方式ですが、5040sも例に漏れず「充電交流式」ではなく「充電式」になります。

「充電式」はコンセントにつないだまま使用することはできません。つまり充電が切れたら、一度使用を中止し充電させなければいけません。これは感電防止のための仕様ですので致し方無いです。

充電が切れそうになるとビープ音で知らせてくれます。また、急速充電が可能なので5分程度繋いでおけば一回分のシェービング時間は確保できました。

 

ヘッドの可動範囲の様子


ヘッドはロックし固定で使うこともできますが、私は鼻下とモミアゲ周辺以外は固定させずに使用してみました。この方が手の動きに合わせヘッドも動くので、肌に密着しやすくなります。

ヘッドをロックしたまま顎下など凹凸の激しい場所を剃ると、少しヒリヒリ感が残ります。

braun5040s-review (32)

逆に、しっかりと剃る位置を決めたい場合(モミアゲなど残したい部分)は固定して使うと便利です。ロックは前面のボタンを引き上げるだけの簡単ワンタッチ仕様。

5040sの稼働は前後のみでラムダッシュ5枚刃シリーズのように左右には振れませんが、手首をうまく使い角度を付けてやれば十分と肌に密着していきます。動かし方は毎日使うことで慣れていくと思います。

 

【総括】BRAUNシリーズ5「5040S」はどんな人におすすめ?

この機種はブラウンの深剃りを追求したシリーズ9や7に次ぐモデルとなっています。価格は1万円前後ですので、機能性をみると非常にコストパフォーマンスに優れたモデルだと感じました。

モーターパワーも強く、シリーズ3や往復式の古いモデルからの買い替えには必要十分だと思います。

左がseries5、右がseries3

左がseries5、右がseries3

また、内蔵電池も下位モデルのシリーズ3では「ニッケル水素電池」であるのに対し、シリーズ5では「リチウムイオン電池」が内蔵されています。

【関連記事】

【シェーバー選びの知識】「充電式、充電交流式」と「リチウムイオン、ニッケル水素」の違い

5040sはどんな人に向いている??

やはりいちばんの売りである、ウェット剃り(お風呂剃り)をどう捉えるかでしょう。もしお風呂やシャワーを浴びながら使いたいモデルを探しているのなら非常におすすめできますモデルです。特に肌の弱い方やヒゲが硬い方は、「ウェット剃りは必須条件!」という方もいらっしゃると思うので是非、選択肢の一つに入れてもらいたいです。

しかし、デメリットとしても挙げましたが充電式のモデルとなるため、電池が切れた場合に充電しながら使用することはできません。こまめに充電する習慣のない人で、出勤前の忙しい時間に充電が切れていた!なんて時には少し困るかもしれません。急速充電が備わっていますので4~5分充電しておけば一回分くらいの髭剃りは可能です。

シリーズ5で充電式なのは5040sだけなので、他の型番のシリーズ5なら充電しながら使用することができます。お風呂剃りはしないという方は、シリーズ5の5090ccまたは5030sがドライ剃り機種ですので、そちらも検討候補に入れてみるのが良いと思います。

また、5040sにはブラウン独自のアルコール自動洗浄器は付いていません。手洗いが必要になります。完全防水なのでシャワーなどで洗い流せば十分ですが、自動洗浄器のように潤滑化や乾燥は自分で行う手間があります。

このあたりのポイントを抑えつつ、自分に合っているか判断なさるのが良いかと思います。 シリーズ5の性能比較表などもよろしければ参考にしてみてください。

【今回購入したモデル】


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